東北楽天・辰己涼介選手が逆方向へホームラン

東北楽天ルーキーニュース

東北楽天のドラフト1位ルーキー・辰己涼介選手が、プロ入り後の対外試合で初となるホームランを、逆方向のレフトスタンドに放り込んだ。

これがあるからドラフト1位

東北楽天は前日の試合で、ドラフト6位ルーキーの渡邊佳明選手が対外試合1号ホームランを放っていた。同じ大学卒でドラフト1位ルーキーの辰己涼介選手は対外試合でまだノーヒットで、「他人の事は全然気にしていないです」と話していたものの、平石監督に「結果、欲しいっス」と結果を求め、打席でも力の入り過ぎたスイングをしていた。

しかしこの日は、身体を振り回すのではなく、バットのヘッドを利かせるスイングを心掛けると、139キロのストレートを引き付けてレフト方向に上げ、打球はレフトスタンドに届いた。平石監督も「なかなか逆方向に放り込めない。大したもの」と話した。

辰己選手はレーザービームの強肩と抜群の俊足があるが、このパンチ力の魅力もある選手で、阪神の糸井選手のようになる素質を十分持っている。ただし、なかなか太りにくい体質で体重は75kg、このキャンプでは「体重を頑張って増やしてる。本当に食トレですよ」と話すように、食べる事でも戦っている。

今年1年間、起用をし続ければホームランは20本くらいは打てそうで、守備や足でもあっと驚くプレーを見せ、人気選手になっていくと思う。

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結果を求め、強く振ることを意識しすぎた。体も開く。目指すスイングではなかった。2球目。139キロ直球を今度は引きつけて逆方向へとはじき返した。実戦9打席目でのプロ初安打。高い放物線を描いて左翼スタンドへと舞い降りた。
「1球目は大振りで、駄目なスイングだった。軌道修正できたのが本塁打につながった。練習通りに打てた」

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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