沖縄セルラースタジアム那覇で行われた読売ジャイアンツとのオープン戦で、東北楽天の即戦力ルーキーコンビが好投を見せた。ドラフト1位の藤原聡大投手(22=花園大)が初先発で2回無失点と好投すれば、続く3回から2番手で登板したドラフト2位の伊藤樹投手(22=早大)も巨人の主軸から連続三振を奪う快投。三木肇監督が「先発」起用を明言する両右腕が、開幕ローテーション入りへ向けて上々のスタートを切った。
ドラ1・藤原、ピンチでも「落ち着いて」2回零封
「落ち着いて、力まない」をテーマにマウンドに上がった藤原聡大投手は、最速152キロの直球とスライダーを武器に、巨人打線に立ち向かった。2回には先頭のダルベック選手にカーブを狙い打たれ中前打を許すなど、1死満塁のピンチを招いたが、ここからが真骨頂、「一球の甘さを知った」と反省しつつも冷静さを保ち、ストレートの力とスライダーのキレで後続を断って無失点で切り抜けた。
34球中3球試投したカーブにも「結構自分の中で手応えはある」と胸を張り、「次の登板は今日よりも、もっと良くなる(スポニチ)。」と頼もしい言葉を残した。
ドラ2・伊藤樹、丸&坂本をスプリットで連続三振!
藤原投手の後を受け、3回から登板した伊藤樹投手は、キレ味鋭いスプリットで魅せた。先頭の丸佳浩選手を空振り三振、続く坂本勇人選手を見逃し三振に仕留める圧巻の投球。4回には自らの悪送球が絡んで1失点(自責0)を喫したが、2回を2安打2奪三振でまとめた。
「スタメンを見た際に、プロに来たなってすごく感じた。そういった方々から三振を取れたというのはすごくうれしかったですし、自分のボールがしっかりと通用するところまで来ているのが確認できた(日刊スポーツ)。」と、プロの一線級を相手に確かな自信を掴んだ。
指揮官も高評価、ルーキーコンビで「開幕ローテ」へ
試合を見守った三木肇監督は、藤原投手について「ピンチもあり走者も背負ったけど、結果も含めて良かったと思う(スポニチ)。」と評価し、両投手について「先発でいい」と今後の起用法を明言した。
伊藤樹投手も「結果にもこだわって開幕1軍、開幕ローテに入っていくっていうところは目標にしている(日刊スポーツ)。」と力強く宣言。即戦力を期待されて指名されたドラフト1位・2位の大卒ルーキーコンビが、則本投手などが抜けたチームの先発ローテ争いを活発にしている。
新人コンビ プロフィール
藤原 聡大(ふじわら・そうた)
- ドラフト: 1位
- 所属: 花園大学(22歳)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 特徴: 最速156キロの直球と落差のあるスライダーが武器。大学時代は「ドクターK」として活躍した本格派右腕。
伊藤 樹(いとう・たつき)
- ドラフト: 2位
- 所属: 早稲田大学(22歳)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 特徴: 楽天ジュニア出身。最速150キロ超の直球と、ブレーキの利いたスプリットなどの変化球を操る完成度の高い右腕。









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