山梨のヒーロー、渡辺諒選手、高梨裕稔投手も沖縄、そして北海道へ

渡辺諒, 高梨裕稔

 北海道日本ハムのドラフト1位・渡辺諒選手は東海大甲府、ドラフト4位の高梨裕稔投手は山梨学院大でともに山梨県のヒーロー。監督の方針で共に2軍キャンプスタートだが、合同自主トレは充実の内容だったようで、1軍と同じ沖縄県で行われる2軍キャンプに向かった。

 

関東の注目選手

 渡辺諒選手は茨城県出身、東海大甲府に進むと高校1年生から注目され、2年夏には甲子園で大活躍を見せた。高梨裕稔投手は千葉県土気高校出身、無名の高校ながら142km/hの速球で注目されたが大学も関甲新リーグの中でそれほど実績が無かった山梨学院大に入学し、リーグ屈指の投手となってプロ入りした。

 山梨でヒーローになった二人、渡辺諒選手は「太りやすい体質」と告白しているが、合同自主トレで体重を77.5kgと絞った状態でキャンプインすることができ、非常に順調のようだ。高梨投手も「鎌ケ谷ではいい調整ができた。体幹強化などのメニューは大学でもやってきたが、プロでは取り組みの意識が高い。」と話し、大学時代とはまた違った練習ができたようだ。

 まずは沖縄の国頭で行われるファームのキャンプに参加するが、すぐ近くの名護に呼ばれるようにしたい。そして、鎌ヶ谷ではなく北海道に、関東を飛び出す事が目標となる。

 

 渡辺は初めてのキャンプを前に「楽しみです」と笑顔を見せた。「この間、風呂上がりに量ったら77・5キロ」。入寮時の79キロから絞れた体で1軍入りを目指す。

 プロの鍛え方は勉強になった。「股関節の動かし方など、今まで漠然とやっていたことを意識づけできるようになった」。ファンへの対応にも慣れてきた。練習の合間、練習場の外に並ぶファンに声をかけながら、丁寧にサインをした。

  「鎌ケ谷ではいい調整ができた。体幹強化などのメニューは大学でもやってきたが、プロでは取り組みの意識が高い。(トレーナーからは)細かな動きのすべてが投球につながると学べた」

 向上心にも火がついた。同23日に、ダルビッシュ投手(レンジャーズ)が自主トレのため鎌ケ谷を極秘訪問。居合わせた高梨ら新人は、日本を代表する先輩右腕の一挙手一投足に目を奪われた。

 「驚いて目が点になりました。キャッチボールにしても球のスピンが違った。あれが超一流。ずっと目で追っていた。刺激になった。自分も一球にこだわりたい」

 沖縄では2軍スタートとなる。山梨学院大の在学生から初のプロ入り。自分を育ててくれた野球部の動向は気になっている。昨秋の関甲新リーグでは初優勝に王手をかけながらV逸。初制覇を目指す後輩たちへのエールも忘れなかった。


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