北海道日本ハムのドラフト7位ルーキー・宮台康平投手が、新人合同自主トレで3度目のブルペン入りをした。出どころが見えづらいフォームをブルペン捕手が評価した。
見えづらいフォーム
宮台康平投手は、140キロ前後の球でも、腕の出どころが見えづらいフォームで空振りを奪える所が特徴で、この日はのブルペンでは渡部ブルペン捕手を立たせて20球投げ、その後、座ってから24球を投げたが、渡部ブルペン捕手は「まだそんなにスピードは出ていないけど、見えづらくて捕りづらかった。ちょっと差し込まれた」と話した。
昨年は左肩故障の影響や、それに伴うフォーム改造の影響もあり、リーグ戦では苦しいピッチングが続いた。秋に好投も見せドラフトでは7位で日本ハム入り、そして、例年は今の時期は大学のテストで練習はできていなかったが、「メニューに合わせてやるだけ」としながらも「例年と比べて早い」と順調な仕上がりを見せている。
2軍キャンプスタートだが、「キャンプに入ったら球数を増やしていきたい」と話し、「課題は制球。直球の精度を上げていきたい」とキャンプでの目標を話した。バッターを相手に投げて凄さが証明できる実戦派の投手だと思う。球速は140キロ前後で良いがキレで勝負をして欲しい。
「初めてで少しばらつきがあった。もう少し力を抜いて投げたい」と本人は反省点を口にしたが、渡部ブルペン捕手は「まだそんなにスピードは出ていないけど、(出どころが)見えづらくて捕りづらかった。ちょっと差し込まれた」と最速150キロ左腕のフォームを絶賛した。
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