福岡ソフトバンクのドラフト2位・高橋礼投手が、球団のルーキー投手一番乗りでブルペン入りした。
アンダーハンド
190cm近い身長があり、長い腕のアンダーハンドとして高校、大学時代から注目されていた高橋礼投手、いよいよプロ野球選手となり、新人合同自主トレでブルペン入りした。
この日は捕手を中腰に構えてもらい25球を投げ、「50%くらい」の力で投げた。地面から10センチくらいの低い位置でリリースされる球は、打者に向かって浮き上がる軌道で、大学1,2年時はスピードもあり、バッターに怖さを感じさせる球を投げていた。
ブルペンでの感覚について高橋投手は、「平地ではバランス良く投げられていたけど、傾斜を使うと前に突っ込んでる感じがあった。初日なので難しく考えずに、これからつくっていきたい」と話した。
福岡ソフトバンクは昨年はリーグ戦を94勝と圧勝したものの、投手陣のバリエーションが少ないと判断し、ドラフト会議ではアンダーハンドの高橋投手や、190cm右腕の椎野新投手などを指名した。相手との防御率を見ると、対西武では4.03で103失点をしており、16勝9敗と勝ち越しているものの投手は打たれている。
特に山川選手には活躍を許しており、そこで高橋投手が注目される。山川選手とは専修大2年生だった2015年に、ユニバーシアード壮行試合で対戦をしており、インコースの速球でセカンドゴロに打ち取っている。「コースに投げ切ったら打ち取れた」と自信を深めた対戦だったといい、今度は同じプロ野球選手として対戦する。「対戦機会があれば、自分の力を出し切って抑えたい」と話した。
サブマリンがソフトバンクの新たな武器となり、さらにチームを強くさせそうだ。
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