巨人のドラフト1位ルーキー・岡本和真選手が、台湾で行われたウインターリーグで大きな成長を見せた。2年目に向けて非常に期待が高まる。
ウインターリーグで大活躍
岡本和真選手はウインターリーグで19試合で26安打、打率.388、20打点、ホームランも3本を放ち、打率、打点、ホームランなどで大活躍を見せた。また守備でもショート、セカンドなども守り、岡本選手は「思った以上に勉強になった。結果というよりいろいろ試せた」と話し、打撃でも守備でもいろいろなことを試した。
チームのコーチをしていた浜中阪神打撃コーチからは軸足の使い方のアドバイスを受けると、福岡ソフトバンクの上林誠知選手とは宿舎の同部屋でグリップの位置などを議論した。打席で高く上げて構えるようにしてそれが結果につながった。「ほかの球団の指導者に指導していただいたり、上林さんともいろいろな話をして面白かった。」と話した。
2年目の飛躍へ
岡本選手は1年目の今年、シーズン終盤に1軍に昇格し17試合に出場、26打数8安打で打率.214、1本塁打という成績だった。高校通算73本塁打を放ったスラッガーは2年目の飛躍に向けて着実に成長をしている。
巨人では村田選手のほかにも、千葉ロッテからクルーズ選手が、また脇谷選手も加入し内野手の争いは厳しさを増すが、その中で勝ち抜いてこそ価値がある。
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今大会では中日・高橋、ソフトバンク・上林ら1軍経験者の中で中軸を任された。19試合に出場し、いずれも大会トップの20打点、26安打。チーム最高の打率・388、最多タイの3本塁打をマークした。
進化の要因は、他球団関係者からのアドバイスだ。首脳陣の一人、阪神・浜中1軍打撃コーチからは、軸足である右足の使い方を指導された。
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