千葉ロッテより戦力外となり、自由契約または任意引退をした選手の進路をまとめます。
千葉ロッテの自由契約・任意引退選手の進路
選手名 | 守備 | 通算成績 | ドラフト | 出身 | 進路 |
早坂圭介 | 内野手 | 286試合打率.196、26盗塁 | 2002年ドラフト8位・ロッテ | 横浜商工 | 引退 |
服部泰卓 | 投手 | 73試合2勝1敗 | 2007年大社ドラフト1位・ロッテ | トヨタ自動車 | 引退 |
植松優友 | 投手 | 2試合0勝2敗 | 2007年高校ドラフト3位・ロッテ | 金光大阪 | ロッテ打撃投手 |
上野大樹 | 投手 | 117試合11勝10敗 | 2008年ドラフト3位・ロッテ | 東洋大 | ロッテアカデミーコーチ |
矢地健人 | 投手 | 27試合0勝0敗 | 2009年育成ドラフト1位・中日 | 高岡法大 | 現役続行希望 |
小林敦 | 投手 | 9試合1勝5敗 | 2010年ドラフト3位・ロッテ | 七十七銀行 | ロッテスカウト |
中後悠平 | 投手 | 37試合2勝2敗 | 2011年ドラフト2位・ロッテ | 近畿大 | BC・武蔵 |
早坂選手は横浜商工(現横浜創学館)出身、ドラフト8位で指名されて千葉ロッテに入団すると、ルーキーいやーに1軍に昇格し14試合に出場、2盗塁を記録するなど足のスペシャリストとして活躍が期待された。その後は成績が伸びなかったが2009年に故障が続出したチームでショートやセンターでスタメン出場を続け103試合に出場し飛躍となった。その後は試合数もそれほど伸びなかったものの、オールラウンドプレーヤーとして走塁や守備の控えとしてチームを支えた。
服部投手はトヨタ自動車でコントロールがあり、沈むボールなどの技術がある左腕として多くの球団が外れ1位にリストアップしていた。ドラフトでは長谷部康平投手(東北楽天)を外した千葉ロッテと埼玉西武が抽選を行い、千葉ロッテが獲得している。しかしプロでは2勝の成績に終わった。
植松投手は金光大阪時代に148キロの速球で、大阪桐蔭の中田翔選手を13打数ノーヒットに抑えるなど注目されていた。プロ入り後は故障などもあり苦労を重ね1軍出場は無かったが、今年プロ入り8年目にして1軍初登板、両親や恩師の前で6回1失点の好投を見せ「少しは恩返しができたかな」と話した。
上野投手は帝京高で甲子園に出場、東洋大では4年春にブレークし大学野球選手権でMVPを獲得し一気に評価を高めた。ドラフト3位で千葉ロッテに入団し2011年には14試合に先発し4勝7敗、その後リリーフに転向し2013年には42試合に登板し3勝0敗を記録した。
矢地投手は高岡法大で140キロ中盤の速球を投げる本格派投手として注目され、育成ドラフト1位で中日が指名、キャンプやオープン戦で首脳陣が高い評価をし、開幕前には支配下登録された。しかし中日では4年で17試合の登板、ロッテに移籍してからは1軍で投げる事ができなかった。
小林投手は東海大相模、東海大で140キロの球と大きく沈むフォークボールが注目された、七十七銀行で実績を積んでプロ入りすると、ルーキーイヤーでは6試合に先発し1勝5敗と期待をされたものの結果を残せず、その後は1軍登板はなかった。
中後投手は左のサイドハンドから150キロ近い速球を投げ、良いときはバットに当てさせないピッチングを見せていた。しかし制球難で死球なども多く荒れ球が通用するかという評価でのプロ入りだった。プロでも三振も奪うが与四球も多く、制球難を克服することはできなかった。
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