巨人の期待のルーキー・西舘勇陽投手がキャンプ初日からブルペン入りし、26球を投げた。岸田捕手、大城捕手、山瀬捕手が交代で球を受け、注目度の高さを示した。
スーパークイック
報道陣やファンが非常に大勢詰めかける巨人のキャンプがスタート、西舘勇陽投手は特にブルペンでは投球練習から人が集まり、阿部監督もブルペン入り前に「あんな異様な雰囲気で投げるの初めてだろうから飛ばさないように」とアドバイスしていた。
この日は15人がブルペン入りしたが、一番最後の投球となった。「自分のペースで。あまり力は入れないで、バランスだけ意識した」と初球にカーブを投げてマイペースを維持する。スーパークイックと呼ばれる素早いモーションからの投球を見せ、周囲を釘付けにした。
球を受ける捕手も最初に岸田選手が14球を受け、大城捕手が声をかけて交代し8球を受けた。そして最後は山瀬捕手が4球と、合計26球を3捕手が受けた。岸田選手は「クイックが速いとタイミング取りづらいと思うんで、それは絶対武器になると思います。」と話すと大城選手も「受けたことなかったんで、岸田にちょっと受けさせてって。クイックがやっぱり速いというイメージ。」と話す。そして山瀬選手は「高めの真っすぐがすごい力があるんでファウルも取れる。クイックであれはスゲーと思います。ゴォーって感じ。」と話した。
初日の投球を見て阿部監督は「格好良いね。あのスーパークイック」と話し、「先発で行くよ。大きくね、大谷君みたいになってほしい」と先発で起用していく方針を決めた。西舘投手も「ポジションはどこでも、1年間1軍に帯同するのが目標だった。そこに向けて調整を頑張っていきたい」と話した。
1年間投げることができれば8勝前後はできると思うが、同じくらいも負けもつく感じになるのではないかと思う。1年目で経験したことを2年目にどのように活かしていくか、今年はそのくらいの1年で良い。



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