福岡ソフトバンク・田中正義投手が初ブルペン、24球の投球で「140キロ台中盤」

田中正義

昨年のドラフトで5球団が指名重複した福岡ソフトバンクの田中正義投手が初のブルペンでの投球を行った。24球を投げ「思ったよりもいい感じでした。」と話した。

8割くらいの力で140中盤

24球を投げたがまず捕手を立たせた状態でセットポジションからストレートを投げ、カーブ、カットボール、フォークなど一通りの変化球を織り交ぜて13球を投げた。続いて捕手を座らせてセットポジションからカーブ、カットボールを織り交ぜ11球を投げた。

田中投手は「8割くらいの力で140キロ台中盤くらいかな」と話し、ブルペン初登板でいきなり8割くらいの力で投げる仕上がりの良さを見せ、さらに捕手を座らせて投球するなど、状態はかなり良さそうだ。また、球速の計測はしていないものの自身で「140キロ台中盤」と話すようにストレートの威力も満足しているようだ。

球を受けた飯田捕手も「150キロ近くは出ていたしこの前受けた千賀よりも速く感じた」とその球速を認め、WBCにも出場が有力視される投手と比較した。さらに「初めて受けたときの衝撃はサファテに次ぐものがあった。」と話し、「キレ系で伸びながらズドンと来る。キレと威力の両方があるボールを投げる人はそんなにいない。回転もキレイ。捕った後もミットが押される感じ」と球威+キレと田中投手の球を分析した。

視察した入来3軍投手コーチも「真っすぐの力では新人の上原よりも強い。」と1999年に入団して1年目で20勝を挙げた上原投手よりも上と判断した。そして3軍コーチの入来氏は「今日の会話が最初で最後になるんじゃないかな」と、2,3軍など育成部門とは無縁のルーキーであることを強調した。

状態の良さ

田中投手の球のすばらしさは、すでに2015年のプロ若手との試合で4回パーフェクト、7者連続を含む8奪三振のピッチングなどで、2軍レベルではないことはすでに証明済み。あとは1軍レベルの選手にどれだけ通用するかと、昨年肩を痛めた状態からの復活の状況だった。

特に昨年の肩痛以降、故障は治っているものの、思い切り投げられないという「怖さ」などの影響が心配されたが、これだけの良い状態を見ると、その不安もなさそうだ。

普通に投げることができれば、プロでも1年目からエースとして投げる力があり、同学年の大谷投手とも比較されるくらいの素質があると思う。高校、大学と悩まされた故障だけには注意し、万全の状態でシーズン入りしてほしい。

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22歳の球筋は、見た者を強く引きつけた。飯田ブルペン捕手は「150キロ近くは出ていたしこの前受けた千賀よりも速く感じた」と驚きを隠せない。見守っていた入来3軍投手コーチは「真っすぐの力では新人(時代)の上原(カブス)よりも強い」と断言。入来コーチが巨人に在籍していた1999年に入団し、20勝を挙げて新人王に輝いた右腕を引き合いに出した。

 「思ったよりいい感じでした。140キロ台中盤ぐらいは出たかな」と田中。


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