ソフトバンク、甲斐野央投手・杉山一樹投手が寺原、五十嵐の穴を埋める

福岡ソフトバンクルーキーニュース

福岡ソフトバンクは、ドラフト1位2位ルーキーの甲斐野央投手と杉山一樹投手が、寺原投手、五十嵐投手などが抜け、故障明けも多い投手陣の穴を埋める期待を背負っている。

森ヘッド視察

福岡ソフトバンクの新人合同自主トレに、今年からヘッドコーチとなった森氏、若田部2軍投手コーチなどが視察に訪れ、ドラフト1位、2位ルーキー、甲斐野央投手と杉山一樹投手に注目した。

福岡ソフトバンクは寺原投手、五十嵐投手が抜け、また昨年手術を行った岩崎投手、サファテ投手の復帰が不透明、さらに昨シーズンは和田投手が左肩痛、石川投手が右ひじ痛を訴えており、その痛みが取れているのかが分からない状況となっている。もちろん千賀投手、武田投手、バンデンハーク投手などがおり、大きく投手陣が崩れることはなさそうだが、あたらに加入するルーキーに熱視線が送られる。

ドラフト1位の甲斐野投手はリリーフとして登板する可能性が高く、この日視察した森ヘッドコーチは「コントロールがよさそう。持ち味を発揮してくれたら」と話した。甲斐野投手は最速159キロの速球を投げるが、フォークボールなど変化球を多めに用いながら投球する。この日はドラフト2位の杉山投手から鋭く縦に曲がるスライダーの握り方を教えてもらい、それをブルペンで試して「いい感じ。これからも投げてみようかな」と幅を広げている。

また、杉山投手はこの日もブルペンで力のある球を投げ、森ヘッドは「コーチ陣からよく名前が挙がっている。体が大きいし面白い存在」と話し、「ストレートに力がある」と評価した。杉山投手は森ヘッドや若田部2軍投手コーチが視察に来ていたことについて、「全然気にならなかった」と話し強心臓ぶりを発揮した。

150キロ超の大学、社会人出身右腕が加わり、また右腕投手陣に厚みを持たせることができた。田中正義投手や高橋純平投手などの奮起も期待したい。

福岡ソフトバンク、過去のドラフト指名一覧

目立てルーキーズ 西日本スポーツ紙面 2019/1/15

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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