埼玉西武・森友哉選手が9回に逆転の2ランホームラン

森友哉

 ペナントレースでは下位にいる埼玉西武だが、希望の光が輝いている。千葉ロッテ戦で9回1アウト2塁の場面で、ドラフト1位ルーキーの森友哉選手が代打で登場すると、西野投手のストレートをバックスクリーン右に放り込んだ。

代打で3本塁打

 8月に3試合連続ホームランを放っているが、その内2本は代打ホームラン、そしてこの日も代打で一時は逆転となる2ランホームランを放ち、高卒ルーキーで代打3本塁打は新記録となった。

 身長は170cmだがどっしりと構えると、初球のストライクを取りに来たストレートを見逃さなかった。バットを下に入れて運ぶ森選手らしいきれいな弾道を描きバックスクリーンの横に入った。試合はその後千葉ロッテが同点に追いつき、サヨナラで敗れたものの、「ストライクなら何でも、初球から振ろうと決めていた」と振り返っていた。

 

球界の至宝

 北海道日本ハムの大谷翔平選手は昨年は高卒で3本塁打を記録し、今年は10本塁打に10勝を挙げている。森選手はここまで33打数11安打で4本塁打を放っている。

 打率は.333、14打数ノーヒットが続いたが高い打率を残している。そして驚くのは11本のヒットのうちホームランが4本、2ベースが3本で、長打率は.788、OPSは1.224と驚異的な値となった。

 捕手としては課題があるものの、打撃に関しては本当に素晴らしいフォームでバットでボールをスタンドに運ぶような感じ。やはり天才の一人と言える。

 北海道日本ハムの大谷翔平選手、そしてこの森友哉選手は今後の球界を背負う至宝と言える。

 

 迷いはなかった。無心でしばき上げた。ドラフト1位・森の打球は破壊音を響かせながら、バックスクリーン右に突き刺さった。起死回生の一発。「ストライクなら何でも、初球から振ろうと決めていた」。歓喜に沸くベンチのハイタッチの出迎えに、170センチの身長を目いっぱい伸ばして応えた。

 1点を追う9回1死二塁。西野の初球、真ん中低めのフォークを捉えた。代打で一時は逆転とする4号2ラン。代打では高卒新人初の3発となり、通算10打数6安打5打点。神様、仏様、森様が、窮地でまばゆい光を放った。

 一時逆転となる4号2ランは、高卒新人史上初となる1シーズン3本目の代打アーチ。「ストライクだったら初球から振ろうと思っていた。狙ってはいません」と振り返った。

 これまでの3本塁打は全て直球を叩いたものだった。この日はフォークボールを、軸足の左足が地面に付きそうになるほど重心を下げて、ぶっこ抜いた。代打で10打数6安打、打率・600と新人離れした勝負強さを誇る。


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