ただ者じゃないルーキー、埼玉西武・森友哉選手が5号ホームラン

埼玉西武ルーキーニュース

 2年連続18U日本代表の正捕手を務めた森友哉選手は、やはりただ者ではなかった。福岡ソフトバンク戦で捕手として先発した森友哉選手が、リード、肩、打撃で活躍しチームに勝利をもたらした。

チームの柱に

 森友哉選手は大阪桐蔭時代に1年時から活躍し、2年時には甲子園春夏連覇を記録している。また高校日本代表に2年時、3年時に選ばれると、共に主軸で正捕手という役割を担い、大谷翔平投手や松井裕樹投手、安楽智大投手などをリードした。

 そしてこの日の福岡ソフトバンク戦、先発の牧田和久投手のリズムを引き出して好投に導くと、7回には二盗を刺して見せた。昨年のドラフト時の評価としては、打撃やリードは良いものの肩が若干不安視されていたが、1年目からプロで活躍を見せている。

 また得意の打撃でも体が小さい事からプロでホームランを打てるかどうかという議論もあったが、この日は体を回転させてライトポール際にプロ5号となるホームランを放った。腰を落として微動だにしないような構えから鋭くバットが出てきて、打球は回転が良いのだろうぐんぐんと伸びていく。

 もちろんまだまだ経験不足で課題もあるものの、森選手がスタメンマスクをかぶった試合はこれで3連勝で、既にチームを勝たせる役割を果たしている。この先どんな選手になるのか、良い意味で見通せない選手と言える。

 

 田辺監督代行も「本当に凄い。低めの変化球への反応がいいし、並の新人じゃない」と賛辞を惜しまない。リードでも先発・牧田のリズムのいい投球を引き出し、7回には牧原の二盗を阻止と強肩も見せた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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