東京六大学、明治大と立教大が登場

大学野球ドラフトニュース

 今日の東京六大学では明治大と立教大が登場する。今年のドラフト1位候補、明大・山崎福也投手のラストシーズンのピッチングに注目される。

最後の砦?

 これまで、早稲田大の有原航平投手が肘痛で登板を回避し、法大の石田健大投手は登板したものの早稲田大1回戦では4回途中でノックアウトという内容だった。そして今日は、明治大の大型左腕でドラフト1位候補の山崎福也投手が登板するとみられる。注目投手がスカウトに不安を与える中で、山崎投手が結果を残すかどうか注目される。

 山崎福也投手は186cmの身長から最速149km/hを投げるサウスポー。しかし速球派投手ではなく、球速は140km/h前半で丁寧なピッチングが特徴と言える。それでも貴重な長身左腕だけに、春の段階で横浜DeNAが1位候補に名前を挙げるなど注目されている。

 しかし春のリーグ戦では防御率は1.84も3勝2敗とエースとしてチームを引っ張れず、また日本代表に選出されたものの、九産大の浜田智博投手や東海大の吉田侑樹投手が活躍する中で2年連続で代表入りしたエースとしての役割を果たせず、リリーフとしてもピリッとした投球はできなかった。

 

今日、東大戦

 その山崎投手は何もなければ今日の東大戦に先発する。本来ならば実力で圧倒するピッチングを見せてほしいが、東大は先週の慶応大戦で終盤に4得点、また2年生投手の山本俊投手や吉川慶太郎投手、1年生の宮台康平投手などが好投して勢いに乗っている。

 初戦の難しさやプレッシャー等もあると思うが、山崎投手がどんなピッチングを見せるか注目したい。

 

立教大学は

 立教大学は昨年秋に首位打者となり、春も打率.327を記録した岡部通織選手が注目される。外野手という事もあり大きくは騒がれないが、大学屈指の打撃力がある。

 

その他の選手にも注目

 明治大は屈指の戦力を誇っており、山崎投手以外にも注目選手が多い。4年生でも糸原健斗など注目選手がおり、プロ志望届を出す選手もいるかもしれない。

 また来年のドラフト候補となる3年生世代は、東京六大学の安打記録更新も狙える高山俊選手や190cm左腕の上原健太投手、他にも菅野剛士選手、石井元選手などが揃う。

 立教大も補強が本格化した3年生の世代に、齋藤俊介投手、大城滉二選手といった注目選手がいる。立教大は本格的に選手の補強が進んでおり、これから数年間はドラフト会議で大学名が呼ばれる事になりそうだ。

 プロのスカウトは来年の候補のリストアップも始めており、こちらも注目したい。

 

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