千葉ロッテのルーキー・藤岡裕大選手が開幕遊撃内定へ、菅野選手の理想の打撃

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千葉ロッテのドラフト2位ルーキー・藤岡裕大選手が1番ショートで5打数3安打、1本塁打を放つなど活躍を見せ、開幕ショートのレギュラーをほぼ確実にした。

「誰が見ても抜けている」

井口監督は藤岡裕大選手のプレーを見て、「誰が見てもチームの中で抜けている」と絶賛した。この日、中日との練習試合で1番ショートで出場した藤岡選手は、初回に、吉見投手からセンター前ヒット、3回には右中間中段へのソロホームラン、そして7回にはセンター右へのヒットで50m5.9秒の足で2ベースヒットにし、5打数3安打1打点の活躍を見せた。

1回、7回は2番の菅野剛士選手の3ベースヒットで、共にホームに生還した。藤岡選手はここまで実戦で23打数10安打6打点、4つの四球があり出塁率5割と結果を残している。

シーズンに入れば疲れも出るし好不調も見られるだろう。しかし試合に出続ける事ができれば、昨年、埼玉西武で新人王となった源田壮亮選手と同じく、トヨタ自動車から1年目の、そして遊撃手としての新人王の可能性は高い。千葉ロッテの打線に活気をつける1番バッターとしてパリーグをかき回しそうだ。

菅野選手2本の3ベース

ドラフト4位の菅野選手も、大学時代から注目されている打撃を見せている。とにかく左中間、右中間への打球が鋭く、東京六大学では2ベースヒットの記録となったが、この日も右中間、左中間への打球で共に3ベースヒットとなった。4打数2安打2打点、「野手の間を抜く、追い求める打球が打てた」と話した。

藤岡、菅野の1,2番は千葉ロッテの売りとなる。まだ結果を出せていない安田尚憲選手も将来性は十分、4番バッターとしてこれから成長していくだろう。2017年ドラフト組は千葉ロッテを変えていくのは確実といえる。

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初回は吉見から中前打し、7回は谷元から中堅やや右の打球を50メートル5秒9の快足で二塁打にした。ともに2番の4位・菅野(日立製作所)の適時三塁打で生還し、5打数3安打3得点。実戦は23打数10安打6打点の打率・435と好調な上、4四球もあり、出塁率はついに5割に達した。

「初めから開幕スタメンという気持ちでしかない」と言い切る藤岡裕に、井口監督も「誰が見ても(全選手の中で)頭一つ抜けていますね」と目を細める。開幕戦に遊撃で先発出場すればチームの新人では1997年の小坂誠以来、21年ぶりの快挙。藤岡裕が、ロッテの未来を変える男になるかもしれない。

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