ロッテ、ドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手がキャンプ1軍スタート

佐々木朗希

千葉ロッテは都内でコーチ会議を行い、井口監督はドラフト1位ルーキーの163キロ右腕・佐々木朗希投手について、「上の方でスタートさせます」と話し1軍キャンプスタートを明らかにした。

吉井コーチの元で

井口監督は佐々木投手が体力測定、メディカルチェック、そして新人合同自主トレでの動きを総合的に判断し、1軍キャンプスタートを明言した。そして「体力を含めて、吉井コーチのもとでフォームをしっかり固めるということでもあります」と、1軍投手コーチの吉井コーチに佐々木投手を託す。吉井コーチは日本ハムでダルビッシュ有投手や大谷翔平投手などを見てきており、同じタイプの佐々木投手を預けるのにふさわしいと判断したようだ。

吉井コーチは「彼が投げる感覚が、高校の時の絶好調の状態に戻らないと実戦には行けない」と話し、「マウンドで投げる感覚を鈍らせると、戻すのは難しいんです」と登板の間隔があいていることを指摘した。佐々木投手は昨年夏の岩手大会準決勝で登板した後、U18代表に選ばれたものの、大学代表との壮行試合で1イニング、またU18W杯の韓国戦で1イニングを投げたのみで、昨年7月から実戦の投球から遠ざかっている。

また自身についての経験も話す。吉井氏もプロ入り後にキャンプで先輩のペースに合わせて投げていた所、フォームなどを崩し、「戻すのに1年半かかったんです」と話した。佐々木投手には「そうならないように、こっちでコントロールしたい」と自分のペースで投げられるように配慮しながら「いけるなと思ったらすぐマウンドに入るかもしれない」と、ブルペンでの登板も示唆した。

居残りノックで頑張る

1軍スタートとなる佐々木投手はこの日、新人合同自主トレの全体練習後に追加のノックを志願して約20分間、120本のノックを受けた。「土のグラウンドに慣れたかった。キャンプの時、フィールディングで足を引っ張らないように」と意図を話す。

千葉ロッテのルーキーは26日から石垣島へ先乗りし、まずは現地の環境や生活に体を慣らす。「暖かいので、今より強度を上げた運動ができるのかなと思います。キャンプでどんなことをするか分からない。慣れない環境で、初めての人が多い中で、不安というか頑張っていかなきゃいけないなと」話した。

キャンプでは多くのプロ野球関係者、OB、解説者、記者が訪れ、佐々木投手にアプローチをしてくるだろう。まずはそことの戦いとなりそうだが、周囲がケアしてストレスのたまらない環境を作ってほしい。

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高校生の体力に合わせ、フルメニュー参加にはならない見込み。それでも1、2軍とも同敷地内で行われる環境下で1軍に抜てきした理由は「体力を含めて、吉井コーチのもとでフォームをしっかり固めるということでもあります」(井口監督)だった。NPB、メジャーと経験豊富な吉井投手コーチに、令和の怪物の第1歩を託す。

 


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