千葉ロッテはルーキーが躍動している。ドラフト2位の池田来翔選手は、左腕の本前投手から逆方向に2本の柵越え、ドラフト3位の廣畑敦也投手は小川選手を相手に投げ、20球で安打性2本に抑えた。
ライトにホームラン
まさに名刺がわりのホームランだった。左腕の本前投手と対戦したフリー打撃で池田来翔選手は、ラスト2球を名前の通りライトへ運んだ。「風も少しあったけど、初めてプロの投手の球を打って見て感覚がよかった。」と話す。
「切れ、スピードもコントロールも違う。今までよりランクが一つ上がった世界に入ったなと実感した」と話すが、そこでも持ち前の強打を見せることができた。「とにかく強い打球を打つことを徹底した」と話した。
この打撃に井口監督は「右方向の強い打球は彼の持ち味。さらに期待が膨らんだ」と話した。柵越えのあたりが打てて、二塁、三塁を守れる右の強打者。このまま力を発揮し続けることができれば、千葉ロッテの内野陣がさらに面白くなる。
実力見せる
昨年のドラフト会議では3位指名だったが、社会人NO.1右腕として注目され、ドラフト1位で指名されてもおかしくなかった廣畑敦也投手、この日はフリー打撃で登板し、2年目になる小川龍成選手と対戦すると、20球を投げて安打性のあたりは2本と、その力を見せた。
こちらも1年目から開幕ローテーション入りが期待され、右の先発の一角として成績を残しそうだ。


また、ドラフト2位・池田は左腕・本前から右越えアーチを2発マークした。走攻守の三拍子がそろっている内野手で、二塁と三塁をこなすことができる。「体も徐々に疲労がたまっているが、いい環境で野球をやらせてもらっている。楽しいです」というように、首脳陣に猛アピールだ。
ロッテのドラフト3位右腕の広畑敦也投手(23)=三菱自動車倉敷オーシャンズ=が3日、石垣キャンプ3日目に行われたフリー打撃に初登板し、2年目の小川龍成内野手(23)を相手に20球を投げて2個の空振りを奪い、安打性の当たりも2本に抑えた。
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