千葉ロッテのドラフト1位で高校卒ルーキーの松川虎生選手が、1軍沖縄本島遠征のメンバーに選ばれたことがわかった。井口監督は開幕1軍の可能性も言及した。
シート打撃で攻守にアピール
この日のシート打撃で松川虎生選手は守備につくと、1アウト1塁の場面で盗塁を2つ刺し、自慢の強肩を見せた。このプレーに井口監督は「スローイングは非常に安定しているし、タッチゾーンにも必ず来ていた。持ち味を実戦でしっかりできている」と評価した。
また、打撃では左腕の成田投手との対戦でノーアウト1、3塁のチャンスに、ライト戦への2ベースヒットを放った。プロ初の実戦的な打席で初安打、初打点を記録した。
1軍はこれから対外試合のある沖縄本島へ遠征をするが、この結果を受けて井口監督は「連れて行きますよ」と松川選手を連れていくことを決めた。また、「全てに関して平均値が高い。そのままいけば開幕もあるかもしれないし、それくらい今はいいものを見せてくれている」と話し、開幕1軍の可能性についても言及した。
遠征メンバーに選ばれたことに、松川選手は「すごくうれしいです。ここから結果が求められてくると思うので、やっぱりそこでしっかりアピールできるようにやっていけたら」と話した。
打撃と肩で結果を見せた松川選手、捕手としてのディフェンスの面でこれからやらなければならないことも多いが、明るく前向きにプレーし、打撃と肩のアピールを続けてゆきたい。


二塁送球1秒8の強肩と、広角に長打を打てる打棒。指揮官は対外試合が始まる1軍の沖縄本島遠征にも「連れて行きますよ」と明言した。加えて「全てに関して平均値が高い。そのままいけば開幕もあるかもしれないし、それくらい今はいいものを見せてくれている」とたたえた。
コメント