千葉ロッテマリーンズのドラフト1位ルーキー・石垣元気投手(18=健大高崎)が、沖縄・都城キャンプの第1クール最終日に初めてブルペン入りした。捕手を立たせたまま直球のみ15球を投じたが、その威力は圧巻。「7割ぐらい」の力感ながら、見守ったサブロー監督に「バケモン」と言わしめる衝撃のデモンストレーションとなった。
「モノが違う」指揮官驚愕、佐々木朗希と比較も
再び現れた令和の怪物がベールを脱いだ。背番号18がブルペンに入ると、空気が張り詰める。投じたのはわずか15球だったが、その質は首脳陣の度肝を抜くには十分だった。
サブロー監督は「一言でいうと、バケモン。やっぱりモノが違うなと。あの体であの出力が出せるのは凄い(スポニチ)。」と興奮気味に語り、「朗希クラス。球がすごい。速いのはもちろん、強い(スポーツ報知)。」と、ドジャースへ移籍した佐々木朗希投手の名前を挙げて絶賛した。佐々木投手の1年目の初ブルペンは2月13日だったが、それより10日も早い“解禁”となった。
西武スコアラーも警戒「今井達也のよう」
他球団の007も衝撃を受けた。視察した西武の佐野泰雄1軍ゲームアナリストは、「テイクバックが小さくていきなり球が出てくるようなフォーム。ウチにいた今井(達也)のような感じです(スポーツ報知)。」と、メジャーへ移籍した剛腕になぞらえて警戒心を強めた。
本人は「楽しく投げ終われたので良かったです。今日は70点くらい(スポーツ報知)。」と涼しい顔。球速表示はなかったが、体感速度は150キロを超えていたと見られる。
恩師・青柳監督も安堵「先輩に引けを取らない」
この日は、母校・健大高崎の青柳博文監督も激励に訪れていた。偶然にも教え子の初ブルペンに立ち会うことになり、「立ち投げだけど、強いボール投げていましたね。他の先輩にも引けを取らないボールを投げていた(スポニチ)。」と目を細めた。
一昨年の春にエースとして甲子園で優勝をした石垣投手だが、昨年は右脇腹痛もあったが、夏はその出力の高さから、逆に登板数を減らした。もっと投げたかったという思いもあると思うが、それはプロへと取っておいたものだろう。
「もっとブルペンに入る回数を増やして、100%の力感で投げられるようにしたい(スポーツ報知)。」と語る18歳。底知れぬポテンシャルを秘めたルーキーが、幕張の新たな伝説へ向けて動き出した。
石垣元気 プロフィール
- 氏名: 石垣 元気(いしがき・げんき)
- 所属: 千葉ロッテマリーンズ(ドラフト1位)
- 出身: 北海道登別市(健大高崎高校卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投両打
- 身長・体重: 180cm、78kg
- 主な特徴や実績: 最速158キロを誇る世代No.1右腕。2年春センバツ優勝。目標は球速170キロ。愛称は「ガッキー」。













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