江越大賀選手がプロ初本塁打!18打席目で記録

阪神ルーキーニュース

 阪神のドラフト3位ルーキー・江越大賀選手がプロ初本塁打を放った。チームに連勝をもたらす貴重なホームランだった。

高い身体能力を評価

 江越大賀選手は181cmの大型選手ながら50mを5秒台で走る足、そして遠投120mの強肩が注目され、さらに高校時代は26本塁打を記録するなどパワーのあるスラッガー候補としても期待されていた。

 大学時代は特大弾などホームランが出たものの打率は1割台のシーズンもあるなどバッティングの粗さが指摘されていたが、抜群の身体能力でドラフト上位候補野手として注目され、4年生秋には打率.357を記録した。ドラフト会議では大学生外野手では広島の野間峻祥選手がドラフト1位指名を受け、江越選手はドラフト3位での指名だったが、キャンプ、オープン戦で打撃でも結果を見せて開幕1軍をつかんだ。

 4月2日にプロ初出場を果たすと、4月5日にはプロ初スタメンとなった。しかし打撃でも守備でも隙を見せてヒットのランナーをセカンドまで進めてしまうなど、プロの洗礼を受けたが、6試合目の出場となるこの日、プロ18打席目で第1号ホームランを記録した。

 抜群の身体能力を持ちながらも打撃やプレーで粗さが目立つ選手として、2013年に北海道日本ハムにドラフト3位で指名された岡大海選手も挙げられるが、岡選手も2年目でレギュラーに定着をし始めている。こういう選手がプロで成長する姿を見るのは本当に楽しい。

 江越選手もまだまだいろいろな経験をしていくだろうが、それら一つ一つが成長の糧となり、大きく成長していける選手だと思う。

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