千葉ロッテ、ドラフト2位の田中英祐投手が今日先発、東京ヤクルトのドラフト2位・風張蓮投手も5月3日初先発へ

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 千葉ロッテのドラフト2位ルーキーで京都大学出身の田中英祐投手が、今日の西武ライオンズ戦に予告先発された。投げるたびに「京都大学出身初」という事になると思うが、注目される。また東京ヤクルトもドラフト2位の風張蓮投手が5月3日の広島戦で先発する事ようだ。

マリンフェスタでチャンスを、田中英祐投手

 田中英祐投手は兵庫の名門・ 白陵高校から京都大工学部に現役で合格している。高校時代はチームのエースとして加古川北戦などで好投するなど活躍をみせており、大学でも1年生の秋のリーグ戦で147km/hを記録して話題となった。

 2年生の春は好投を続けて近畿大、立命館大などを破り、秋も立命館大戦で21回237球を投げて13安打15奪三振で無失点に抑えて引き分けるなど、強豪大学を相手に好投を見せ、プロのスカウトからもこの世代でトップクラスと評価された。

 ドラフト会議でもドラフト2位という高い評価で指名されプロ入りをした。しかしキャンプやオープン戦では、体の戦が細く、全身を使ってめいっぱい投げるフォームで制球も乱れたりと課題を指摘され、2軍で調整をしていた。4月24日にはイースタンリーグの北海道日本ハム戦で先発し、2回5安打4失点という内容だったが、投球内容自体は評価されてこの日の先発が決まった。

 千葉ロッテは今日はマリンフェスタが行われ、田中投手の先発もその一環としてという要素も無くはないと思うが、それでもそのチャンスを掴むことができれば、1軍での登板は今後も続いていく。そういう意味でも大舞台での登板となる。

 

神宮との相性が悪い風張蓮投手

 また東京ヤクルトも同じくドラフト2位の大学生出身ルーキー・風張蓮投手が、5月3日に先発をするようだ。2軍で調整しており、これまで4試合を投げて0勝2敗、防御率4.70という成績のようだが、杉浦稔大投手が出場選手登録を抹消され、チャンスが回ってきたようだ。

 風張投手は東農大北海道オホーツク時代、大学野球選手権や明治神宮大会に出場し明治神宮大会のマウンドを踏んでいるが、3年の大学野球選手権では初戦で2番手で登板も四球を与えるなど1/3で降板、次の試合では雨の中で先発を任されるも3回4安打3失点で降板した。また4年秋の明治神宮大会でも初戦で先発したが1回で降板させられている。

 神宮球場を本拠地とした東京ヤクルトに入団した。神宮球場との相性の良さ悪さはプロ野球人生に直結する。5月3日の神宮のマウンドでどんなピッチングを見せるか、注目したい。

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