阪神、近本選手、木浪選手、齋藤投手の社会人トリオがチーム引っ張る

阪神ルーキーニュース

阪神はドラフト3位の木浪聖也選手が注目されているが、ドラフト1位の近本光司選手、ドラフト4位の齋藤友貴哉投手も存在感を見せる。社会人トリオがチームに勢いを与えている。

阪神社会人トリオ

阪神はドラフト3位の木浪聖也選手が、この日は8番セカンドで出場すると、実践3試合連続となるヒットを記録すると、5回からショートに入ると、三遊間のゴロにダイブして捕球し、一塁へ矢のような送球を送りアウトを奪った。木浪選手は初の紅白戦でホームランを放ち、2月10日のシート打撃でも2安打を記録と、大きなアピールを続けてチームの話題をさらっている。

その木浪選手がこの日ヒットを打った相手が、ドラフト4位ルーキーの齋藤友貴哉投手、しかもともにHonda出身で木浪選手は「知ってる球”だったので、速い球を打っていこうと思っていました」と話し、勝手知ったる相手の球をキレイに打った。しかし打たれた齋藤投手も、その後はきっちりと抑え、上本選手からは147キロの速球で空振り三振を奪うなど2回を1安打1四球に抑えている。「木浪がプロ初打者ということで、やられたので、進化して抑えたいという気持ちです」と木浪選手にはリベンジを誓ったものの、アピールできる内容のある投球だった。

そしてドラフト1位の近本光司選手も活躍した。キャンプに入ってからは木浪選手に話題を取られがちだが、この日の紅白戦では藤浪晋太郎投手の151キロのストレートに合わせて三遊間に運ぶと、次の初球に二盗を決めた。6回は1アウトから四球で出塁した後、アウトカウントを間違えてセカンドフライで飛び出してしまう凡ミスをして大いに反省したが、こちらも順調にアピールができている。

投手、内野手、外野手で社会人トリオがチームを引っ張っている。これからベテランが上がってくる中でサバイバルとなるが、それぞれのポジションを奪い1軍を迎えられるか、期待して見ていたい。

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ホンダ時代の同僚だった斎藤の141キロ直球をはじき返し中前打。「速い球も知っている中で打ち返せたのは良かったんじゃないかなと思います」。次打者岡崎の3球目に試みた二盗は梅野に刺されたが、積極的な姿勢を示した。

5回は先頭でいきなりホンダ時代の同僚、ドラフト3位木浪とルーキー対決。中前打を許して「木浪がプロ初打者ということで、やられたので、進化して抑えたいという気持ちです」と苦笑い。ドラフト1位近本との初対決では「少し力んだりして」四球を与えたが、最速147キロで上本から空振り三振を奪うなどアピールに成功した。

まずは一回の打席だ。藤浪に速球2つで追い込まれたが、1ボールを挟んで4球目。外寄り151キロにバットを合わせ、三遊間を抜ける技ありの一本だ。さらに続く鳥谷の打席の初球で二盗に成功。「前(7日の紅白戦)は初球で走れなかったので、きょうは絶対に走ろうと思っていた」と狙い通りだった。

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