阪神ドラフト1位ルーキー・近本選手が150安打、33盗塁でリーグトップタイ

村上宗隆, 近本光司

本来であれば、新人王当確と言っていい成績をのこしている。阪神のドラフト1位ルーキー・近本光司選手はこの日、150安打を記録してセリーグルーキー記録の長嶋茂雄氏の153安打にあと3とした。また2盗塁も決め山田哲人選手の33盗塁に並んだ。

605打席もセリーグルーキー新

近本光司選手はこの日、初回に四球で出塁すると盗塁を決め、福留選手のタイムリーヒットでホームに生還すると、6回には三盗を決め、押し出しでホームを踏んだ、2-1で巨人に勝利したが2得点を近本選手が挙げた。

そして6回には中日・京田選手が2017年に記録したルーキー2位の149安打に並び、7回の打席でセンター前にヒットを打って150安打と、セリーグ記録の巨人・長嶋茂雄氏の153安打にあと3安打とした。また打席数は605打席となり、セリーグの新人最多となった他、41度目のマルチ安打は阪神の新人記録となった。

それだけではなく、盗塁はこの日の2を加えて33盗塁となり、リーグトップの山田哲人選手に並んだ。普通ならば誰も文句を言わない新人王となる活躍を見せている。

怪物

しかし、近本選手は運がよくなかった。今年は東京ヤクルトの2年目・村上宗隆選手が35本塁打を放っており、清原和博氏が1年目に記録した31本塁打を超えると、中西氏が記録した高卒2年目記録の36本塁打にあと1と迫っている。打点も94でセリーグ2位となっている。

新人王は記者の投票で決まる。共に優勝争いには絡んでいないため、単純に成績が評価されることになりそうだが、安打と盗塁の近本選手とホームランと打点の村上選手を比べると、やはりホームランの方が注目される。19歳という年齢も村上選手が有利かもしれない。

しかし阪神は毎年、阪神の選手に投票をするような記者もおり、プロ1年目のルーキーという事もある。そして、この日のように一人でチームを勝利に導く活躍を見せており、関西のファンには印象は強い。

新人王の記者投票が注目されるが、意外と競るところまで来るかもしれない。個人的には村上選手が獲得すると思うが、新人王に匹敵する成績であることは間違いなく、連盟表彰は間違いないだろう。

近本選手は昨年のドラフト会議で、藤原恭大選手、辰己涼介選手の外れ1位でのプロ入り、村上選手は2017年のドラフト会議で清宮幸太郎選手の外れ1位でプロ入りしている。この二人が驚異的な成績で新人王を争っているのが、ドラフト会議の本当に面白さなのかもしれない。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧
2017ドラフト指名選手


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