社会人野球日本選手権大会は七十七銀行vs航空自衛隊千歳の対戦が行われ、全国の舞台で初登板となる七十七銀行・松崎達也投手が相手打線を4安打で完封し、2-0で勝利を収めた。
この日、3試合目に完封勝利を挙げたパナソニックの秋吉亮投手とは中央学院大での1つ先輩にあたる松崎投手が、先輩の意地を見せて完封勝利すると、秋吉投手も完封した。
松崎投手は最速142kmを記録したが、ストレートは動き、カットボールと共にバットの芯を外すピッチングを見せる。この日も奪った三振は5つで、丹念に動く球を内外角に散りばめて打ち取った完封劇だった。
七十七銀行では相原和友投手、阿部博文投手と好投手が揃い、注目が集まってきそうだ。
松崎4安打完封!七十七銀行 仙台に勇気の1勝 - スポーツニッポン:2012/11/06
七十七銀行が3度目の正直で地元に勝利を届けた。昨年と今年の都市対抗ではいずれも初戦敗退。震災直後は行方不明者の捜索活動を手伝うなど、地元のために活動してきたナインがようやく白星をつかみ取った。完封勝利を飾った松崎は「僅差の試合になるのは最初から分かっていた。何とか最少失点に抑えようと思った」と白い歯をのぞかせた。
今大会もユニホームの右胸に「復興へ頑張ろう!みやぎ」のワッペンをつけてプレー。松崎は中央学院大時代の07年に全日本大学選手権に出場して以来の全国大会の舞台となったが、打者の手元で動くカットボールでバットの芯を外し、要所を締めた。
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