スポニチ大会はHondaが初優勝、櫻田裕太郎投手がMVP、JX-ENEOS・渡邉貴美男選手が首位打者

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 社会人野球のスポニチ大会は、Hondaが決勝で昨年王者のJX-ENEOSに競り勝ち、初優勝を果たした。

 Hondaは準決勝でJFE東日本から9点を奪いコールド勝利で勝ち上がる。JX-ENEOSは準決勝の新日鉄住金かずさマジックを相手に、ドラフト候補の三上朋也投手が先発し、5回を投げて6安打1奪三振2四死球、初回にホームランでいきなり1失点するも粘りのピッチングを見せた。6回からは昨年の都市対抗と日本選手権のMVP・大城基志投手が登板し、2回を1安打3奪三振で無失点と完璧なピッチングを見せ、2-1で逆転勝利で勝ち上がった。

 決勝戦、Hondaの先発は予選リーグで完封勝利を挙げている櫻田裕太郎投手が先発すると、6回1/3を5安打3失点(自責点0)、1奪三振2四死球と打たせて取る持ち前のピッチングを見せた。その後、リリーフしたルーキーでWBCブラジル代表の仲尾次オスカル投手が2回1/3を3安打無失点に抑え、5-3で勝利した。

 MVPは予選リーグと決勝で好投した櫻田裕太郎投手が選ばれた。また決勝でも3安打を放ち、19打数8安打で打率.421を記録した渡邉貴美男選手が首位打者となった。二人ともドラフト候補として昨年も名前が挙がった投手で、今年も幸先の良いスタートを切った。

 また、Hondaの仲尾次オスカル投手が新人賞に選ばれ、こちらも来年のドラフトに向けて、まず一つ目の勲章を手にした。

 4年目のHonda・桜田が、最高殊勲選手賞を獲得した。

 予選リーグの日本新薬戦で1―0完封を成し遂げ、決勝では6回1/3を3失点も自責は0。2勝を挙げ「決勝は絶対に負けないという強い気持ちで投げました」と振り返った。今年から投手陣のリーダー役に任命された左腕は「責任感もありますし、引っ張って行こうと思っていました」と納得の表情だった。

 JX―ENEOSは昨年の都市対抗、日本選手権の2冠を引っさげて臨んだ今大会だったが、決勝で苦杯を喫した。

 ただ、5点リードされながらも、中盤以降に猛追した試合内容に大久保秀昭監督は「こういう形になりましたが、最後までらしい野球をしてくれた」と胸を張った。5回1死一塁で中前にチーム初安打を放ったドラフト候補の渡辺は、7回に右越え二塁打、8回にも中前打の猛打賞。大会を通して19打数8安打の打率・421で首位打者となった。渡辺は「首位打者は自信にはなった。負けられないチームなので、またフレッシュな気持ちでやっていきたい」と前を向いた。


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