JX-ENEOS・石川駿選手が推定150m弾など2本塁打、東京ガス・石川歩投手も8回無失点で勝利

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 都市対抗野球の7日目、第1試合では王者JX-ENEOSがJR北海道と対戦した。

 JX-ENEOSはドラフト候補の三上朋也投手が先発し4回を4安打6奪三振2失点とまずまずのピッチングを見せたが、主役は明大からのルーキー、石川駿選手だった。

 石川選手は2回にノーアウト1,2塁の場面で登場すると、インコースをコンパクトに振りぬき、打球はレフトスタンド3階席に飛び込む特大弾を放った。スポーツニッポンによると推定150m弾との事。これによりチームは逆転すると、8回にもレフトスタンドへ、この日2本目となるホームランを放った。

 石川駿選手は北大津高校時代に高校通算49本塁打で甲子園でもホームランを放つなどスラッガーとして注目された。明治大では故障などで3年間は試合に出場できなかったが、4年春に2本塁打、打率.321、打点13を記録した。秋も成績が振るわずにプロ志望届けは提出しなかった。

 JX-ENEOSで1年目から大舞台での見事な活躍に、来年のドラフト候補として名前が挙がるようになるだろう。

 また、第2試合では東京ガスのドラフト候補・石川歩投手が初戦に続き先発すると、球速は140km/h前半もキレのある球を投げ込み、8回4安打3奪三振で無失点と安定したピッチングを見せた。

 球速はまだまだで、球も低めに行っていないものの、タイミングを外すようなフォークボールで打ち取っていた。力はまだまだ秘めている感じがあり、ドラフト会議での指名がありそうだ。

 規格外の一発だった。2点を追う2回無死一、二塁。石川の打球は左翼3階席で弾んだ。飛距離150メートル。プロでもめったに見られない超特大弾にスタンドはどよめいた。

 石川にとっては東京ドーム初打席。大久保秀昭監督から「普通ならバント(の場面)だけど、おまえを使った意味を分かってるな。バックスクリーンにぶち込んでこい!」と耳打ちされ、期待以上の答えを出した。「打った場所は監督に言われたのと違ったけど、結果が出て良かった」。これだけで終わらない。2点差に迫られた8回には今大会12回1/3連続無失点中だった好投手・戸田のフォークを捉え、左翼席中段にダメ押しソロアーチをぶち込んだ。

 北大津時代は高校通算49本塁打。プロ注目のスラッガーだった。3年春の08年センバツ、横浜との2回戦で大会通算600号を放ち、感想を求められると「僕、まだ(高校通算)30何本ですけど」と真顔で答える天然キャラでもある。ただ同年夏の滋賀大会は初戦で死球を受け左手首を骨折。進学した明大でも故障が続き、リーグ戦の出場は4年生になってからと遅咲きだった。

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