東アジア選手権日本代表練習試合、石川歩投手が149km/h記録し、10球団32人のスカウト集結

浦野博司, 東明大貴, 石川歩, 秋吉亮

 東アジア選手権の日本代表が東京ガスと練習試合を行い、ドラフト1位候補が続々登板した。

 先発はセガサミーの浦野博司投手、この日は4回4安打3失点と不満の残る内容で、春先から夏にかけては吉田一将投手などと同じくらいの名前を聞いたのだが、最近はあまり名前が出てこなくなってしまった。ドラフト上位候補には変わらないものの状態に波があり、このままでは1位指名は厳しいか。

 2番手で東明大貴投手、3番手で秋吉亮投手がそれぞれ登板し無失点に抑えると、9回には抑えとして東京ガス・石川歩投手が登板、最速149km/hを記録したストレートで1回1安打無失点に抑えた。

 この日はプロ10球団32人のスカウトが集まり、特に石川投手について評価が高かった。巨人・山下スカウト部長は「フォームが安定していてキレが良い。先発でも抑えでもいけるタイプ。去年から一番伸びた選手、12人に入ってくる」と話すと、千葉ロッテ・松本編成統括も「この1年でぐんと伸びた。外国人に通用する投球の角度がある」と成長を評価した。また埼玉西武の奥薗スカウト部長は「いずれウチの岸のようなタイプになるだろう」と高く評価している。

 石川投手はこの日の投球について「球が高かった。3人で抑えようと力みすぎた」と話すものの評価は上々で、今年プロ入りを目指す石川投手にとってこの合宿と練習試合は非常に大きなものになった。石川選手は登板後にプロ入りについて「どこでも」と話し、12球団OKの姿勢を見せた。

 東アジア選手権ではリリーフでの登板となり、リリーフの石川投手は活躍が期待できる。先発では球速が落ちるという事もあり、プロでもリリーフとして活躍するのではないかと思う。また先発の浦野投手は東アジア選手権で活躍してもう一度評価を上げたいところだ。

 第6回東アジア競技大会(10月6~15日、中国・天津)の日本代表・石川歩投手(25)=東京ガス、185センチ、70キロ、右投右打=が1日、都内で東京ガスとの練習試合に登板し、9回の1イニングを1安打無失点。10球団32人のスカウト陣の前で好投し、ドラフト1位の競合候補に急浮上した。

 この日は149キロをマーク。「りきんでしまってダメです」というが、巨人・山下スカウト部長は「先発でも抑えでもいけるタイプ」と評価。ロッテ・松本編成統括も「この1年でグンと伸びた」と成長を認めている。滑川高(富山)から中部大に進み、東京ガスに入社。昨年はドラフト指名漏れしたが、今年は違う。競合必至とされるJR東日本・吉田一将、セガサミー・浦野博司、富士重工・東明大貴(いずれも24)の社会人トップ3投手に肩を並べるほど実力をつけている。

東京ガス・石川歩、ドラフト1位候補に急浮上!  - サンケイスポーツ:2013/10/2

 東アジア競技大会の野球の日本代表、石川歩投手(25)=東京ガス=がドラフト会議(24日)の1位候補に急浮上してきた。

 日本代表は1日、東京ガスとの練習試合(東京ガスグランド)に10-3で大勝。石川は日本代表の3番手として九回に登板、最速149キロの真っすぐを中心に1回1安打無失点だった。

 「全然ダメ。球が浮いてるし、変化球もよくない。抑えだから、3人で終えたいと思って力んでしまう」

 1メートル85、70キロの大型右腕はこう首を振った。今季は都市対抗を含め先発がほとんど。クローザーに慣れていないのは当然だ。しかし、スカウトの評価は高まる一方。巨人・山下部長は「夏以降の伸びは一番。何度も見てるが先発完投のタイプだろうな」と目を細めれば、西武・奥薗部長は「いずれウチの岸のようなタイプになるだろう」と見る。

  先発した今秋ドラフト1位候補の浦野(セガサミー)は4回を4安打3失点したものの、その後は上位候補の東明(とうめい、富士重工)、秋吉(パナソニック)、石川(東京ガス)のリレーで10―3で勝利した。球場には10球団32人のスカウトが集結。9回から抑えとして登板した石川は最速149キロの直球を武器に1安打無失点で締めた。巨人の山下哲治スカウト部長は「フォームが安定して球の切れがいい。(ドラフト1位の)12人に入ってくると思う」と絶賛。石川も「(12球団)どこでも(入りたい)」と思いを口にした。


PAGE TOP