中国の天津で開かれている東アジア競技大会で、日本はモンゴル戦で36-0で勝利すると、中国戦も4-0で勝利した。しかし台湾戦では0-11でコールドで敗れた。
日本野球連盟(JABA)のホームページによると、台湾戦ではJX-ENEOSの大城基志投手が先発したが、アメリカのマイナーリーグの選手を3人入れた打線につかまり、初回に3失点、2回に四球を与えたところで降板した。リリーフした秋吉亮投手もエラーなどもあって勢いを止められずに2失点、3回からは東明大貴投手が登板し3回は3者凡退に抑えたものの4回に5本のヒットで4失点した。
また打線もカブス傘下のマイナーリーグに所属する王選手の140km/h後半の速球と変化球に押さえられて4安打で完封された。ポイントと思われた大城基志投手だったが、相手が一枚上だったようだ。
日本代表はモンゴル戦は浦野博司投手が登板し、まだ野球のレベルの差があるものの2回を6三振に抑えると、2番手で投げた東明投手も2回5奪三振、秋吉亮投手も1回1安打2奪三振だった。中国戦ではエースの吉田一将投手が先発し5回2安打6奪三振で無失点に抑えると、濱野雅慎投手、片山純一投手、東明投手で繋いで、抑えの石川歩投手が150km/hを越す速球で1回2奪三振に抑えて勝利した。
先発は浦野投手、吉田一将投手、大城基志投手の3人で、秋吉亮投手、東明大貴投手がリリーフにまわり最後の石川投手につなげるという形となったようだ。今日から香港戦、韓国戦、グァム戦と続き、一日置いて準決勝、決勝と続く。吉田投手を中国戦、韓国戦、準決勝or決勝に登板させるローテーションになった。
勝ち点では台湾が6で1位、日本と韓国が4で2位、準決勝に進む4位以内には入ると思う。準決勝が山場になる。
社会人選手を中心とする野球の日本代表は台湾に0―11で敗れ、予選リーグ2勝1敗とした。
先発したJX―ENEOSの大城基志投手(26)が、初回3失点して1回0/3で降板。救援陣も踏ん張れず大敗した。
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