ルーキー・岩重章仁選手が決勝打、シティライト岡山が勝利

田中祐樹, シティライト岡山, 岩重章仁

 社会人野球はJABA岡山大会が開幕し6試合が行われた。シティライト岡山とHonda熊本の試合では甲子園で準優勝した延岡学園の4番・岩重章仁選手が決勝打を記録した。

岩重章仁選手

 岩重章仁選手は延岡学園で入学直後の九州大会で2本のホームランを放って注目されると、3年生の夏には4番としてチームを甲子園の決勝まで引っ張った。18Uワールドカップの日本代表にも選ばれると、プロもドラフト候補として注目しており本人もプロ志望届を提出して指名を待った。しかしドラフト会議直前でも指名候補に名前が挙がったものの、まさかの指名漏れとなりシティライト岡山に進んだ。

 社会人でもいきなり活躍を見せているようで、この日のHonda熊本戦では5番ファーストで出場すると、初回に2アウト1,2塁の場面で2点タイムリーツーベースヒットを放った。この試合は2-0で終わり、この打点が決勝点となった。さすがに高校生日本代表、高校卒ルーキーながら社会人でもすぐに活躍を見せている。

 

シティライト岡山に大物

 シティライト岡山は自動車販売を営む会社が運営をしているチームで、JR東日本やJX-ENEOSのような大企業のバックアップは無い。そのため選手も地方の大学で活躍した選手などをスカウトし、選手もコーチ兼任などを除くと19人にとどまる。

 しかしそれでも、2009年には土屋朋弘投手が東北楽天にドラフト5位で指名されると、2012年には井上公志投手が中日にドラフト6位指名、2013年には藤井亮太捕手が東京ヤクルトのドラフト6位で指名されるなど、プロ野球に選手を送りこんでいる注目のチームの一つとなった。

 そして今年、センバツ準優勝チームの4番が入部した。岩重選手もドラフト会議で指名漏れとなり、他の有力チームが戦力補強を終えている中で、シティライト岡山が誘ってくれたのだろうと思う。

 

都市対抗、日本選手権へ

 シティライト岡山はまだ都市対抗野球、日本選手権へ出場していない。都市対抗では中国枠となるが、JR西日本も本格的に復帰するなど厳しい出場枠争いが続く。

 この日は福岡大出身の3年目右腕・田中祐樹投手が6回無失点と好投、139km/hを記録したという。他にも一関メディベースボール学院で146km/hの速球を投げていた前仲正志投手が入部し投手陣も楽しみになってきている。選手の人数が少ない中で連戦しなければならず大変な事も多いだろうが、悲願達成を期待したい。

 


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