NTT東日本が都市対抗一番乗り!加美山晃士朗投手、高木伴投手らで完封リレー

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 社会人野球都市対抗東京2次予選は、第一代表決定戦が行われ、NTT東日本がJR東日本を下して都市対抗一番乗りを決めた。この日は大学卒2年目で今年のドラフト候補の加美山晃士朗投手と高木伴投手、そしてリリーフエースの末永彰吾投手が完封リレーした。

抜群の投手陣

 NTT東日本はこの日は帝京大学のエースとしてプロから注目されていた加美山晃士朗投手が先発すると、キレのあるストレートで5回までを無失点に抑える。そして6回からは東京農業大から2年目となり、今年の社会人NO1投手と評価される高木伴投手が登板すると140km/h中盤のストレートを投げ、コントロールはやや乱したものの8回までの3イニングを無失点に抑えた。

 そして9回からは5年目の150km/hセットアッパー・末永彰吾投手が延長10回までの2イニングを無失点に抑えた。高木投手が調子が万全ではなくリリーフに回っているものの、加美山投手や昨日好投した横山弘樹投手など、プロ注目の先発陣が揃っている。さらに末永投手という絶対的な抑えもおり、NTT東日本は都市対抗で楽しみな存在となりそうだ。ただし打撃が課題となる。

 

JR東日本も投手が好投

 一方、JR東日本も昨年まで明治大学のエースとして活躍した関谷亮太投手が5回までノーヒットピッチングを見せるなど好投し、ベテランの片山純一投手がリリーフして無失点で延長戦に入った。しかし延長10回に青山学院大出身の1年目・東條大樹投手が1失点した。

 JR東日本は吉田一将投手というエースが抜けたが、1年目の関谷亮太投手がエースとして活躍を続けており、来年はドラフト上位で指名される投手となるだろう。これらの投手が社会人の大舞台で活躍する為、まずは都市対抗出場を決めたい。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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