都市対抗野球近畿ブロック予選でパナソニックの北出浩喜投手が1回を無失点に抑えてセーブを挙げた。阪神のスカウトが高い評価をしている。
四球反省も
北出浩喜投手は182cmの右腕で最速154キロの速球を投げ、今年のドラフトの即戦力リリーフ候補として注目されている。
この日は第4代表決定トーナメントの準々決勝でミキハウスベースボールクラブと対戦したパナソニックは3-1で9回を迎えると北出浩喜投手が登板し、1イニングを無失点に抑えた。しかし2アウトから四球を与えた事について、「3人で終わらせないといけなかった。」と話した。
北出投手は自らの課題について、「直球で空振りを取れないので、ファウルでカウントを取ってコースを突くか変化球で仕留めるか」と球速こそこの日も149キロを記録しているが、直球の質に課題を感じているようだ。コントロールもややアバウトでプロ入り後もその点が課題となりそうだ。
それでもこの日は新球のフォークボールで空振り三振を奪い、「一発で決まって良かった」と話し進化も見せている。視察した阪神の畑山統括スカウト補佐は「あれだけしっかり腕が振れてくれば」と評価、チームの課題となっているリリーフの候補として連日視察をしている。
直球は速いものの課題もある北出投手をどのように評価していくのか、プロ入り後に課題を克服して1軍でリリーフとしてやっていけるのか、阪神や他球団が出す答えがドラフト会議の指名に繋がる。
この日は最速149キロの速球で1回を無安打無失点。2死からの与四球を反省し「3人で終わらせないといけなかった。直球で空振りを取れないので、ファウルでカウントを取ってコースを突くか変化球で仕留めるか」と自身の課題を挙げていた。
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