日立製作所の154キロ右腕・鈴木康平投手が2失点完投

社会人野球ドラフトニュース2017年ドラフトニュース

社会人野球のJABA日立市長杯は準決勝が行われ、日立製作所は154キロ右腕の鈴木康平投手が先発し、JX-ENEOSを9回7安打8奪三振2失点に抑え、7-2で勝利した。

粘りも見せる

この日の試合は強豪のJX-ENEOSが相手だったが、先発した鈴木康平投手は初回、2本のヒットでピンチを背負うも2つの三振を奪い無失点で立ち上がる。2回には4四死球で押し出しの1点を与え、4回には3本のヒットで1失点するもそれ以降は安定感を見せ、7回から8回にかけて4者連続三振を奪うなど終盤になるほど良い投球となった。

9回もヒットと四球でランナーを背負ったものの併殺打に打ち取ってゲームセット、9回を投げて139球、7安打5四死球8奪三振で2失点という内容だった。

鈴木投手は千葉明徳時代に185cmの長身から146キロを投げる投手として注目されたが、制球に課題があった。その後、国際武道大でも4年時などに好投を見せ注目をされたが、プロ志望届を提出したもののドラフト会議での指名は無かった。

今年は社会人2年目で再びドラフト解禁となる。この日、先発し粘りの投球を見せて、JX-ENEOSを破った事は、非常に大きな自信になると思う。今後、都市対抗予選や本選で好投を見せれば、今度こそドラフトで指名される事になりそうだ。

2017年度-社会人投手-右投のドラフト候補リスト

日立製作所のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント