オリックスドラフト1位・田嶋大樹投手が4失点降板、福良監督は評価

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オリックスからドラフト1位で指名されたJR東日本の田嶋大樹投手は、三菱重工広島との1回戦に先発したが、4回に3点を失うと7回に1点を失い、7回途中4失点で降板した。

最速146キロ

田嶋投手はこの日、最速は146キロを記録、また91キロのカーブを織り交ぜる緩急をつけたピッチングを見せた。しかし4回は「打ち取ったあたりが抜けてしまったりして少し動揺した」と話したように不運な当たりもあったが、「エースとしてしっかり試合をつくれなかった。チームに最後、迷惑をかけてしまった。悔いが残る」と話し、言い訳はしなかった。

それでも視察した福良監督は「力をいれた真っすぐが良かった。どんな球種でもストライクが取れる。左打者の内角にも投げられるし、四球で崩れる投手じゃない。」と評価し、来年の先発ローテーション入りに「そのつもりですけどね」と話した。

昨年はオリックスがドラフト1位で指名した山岡泰輔投手が、やはりこの大会で2回6失点でノックアウトされている。しかしプロでは1年目から8勝を挙げるなど1軍ローテーション入りした。田嶋投手もそれに続くか。

これで田嶋投手のアマチュア野球が終わった。佐野日大時代にセンバツベスト4、そしてJR東日本でも1年目から登板し、今年になり多くの試合に先発して完投した。最速152キロ左腕となりドラフト1位でプロ入り、高校時代から成長を見せた。

プロでも成長と成績を残していく姿を見せてくれるだろう。

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4回は味方の失策も絡んで一挙3失点。7回に1点を追加されたところで降板した。それでも視察した福良監督は「真っすぐは良かったし、どの変化球でもストライクを取れる」と評価していた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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