トヨタ自動車・富山凌雅投手がNTT東日本を8回3安打11奪三振無失点

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社会人野球日本選手権は準決勝でトヨタ自動車の富山凌雅投手が好投し、都市対抗王者のNTT東日本に勝利した。

2年目147キロ左腕

トヨタ自動車の先発は富山凌雅投手、九州国際大付で2度の夏の甲子園に出場し、好投にプロのスカウトが注目したほか、14人の兄弟がいる事でも注目された。

社会人野球のトヨタ自動車に進むと、最速は147キロまで球速を伸ばし、今大会は2回戦の東京ガス戦で先発して全国大会デビューをすると、5回2/3を投げて2安打7奪三振2失点の好投を見せていた。

この日も最速は143キロながらキレのあるストレートをインコースに投げ込み、11個の三振を奪った。「ストライクが先行しないと直球を狙われるので、先に追い込んで自分のペースで投げようと思っていた」と話し、8回を3安打11奪三振無失点、都市対抗王者を沈黙させた。

このまま好投を続ければ、来年のドラフト候補として注目されるようになる。

千葉ロッテドラフト2位の藤岡裕大選手は3番ショートで出場して2安打を記録した。

NTT東日本

NTT東日本は、北海道日本ハムドラフト2位の西村天裕投手が先発したものの、4回を投げて6安打2四球で2失点という内容だった。「最後まで粘れなかった」と悔しさを示した。

またオリックスにドラフト3位で指名された福田周平選手も4打数ノーヒットに抑えられ、都市対抗との全国大会連覇はならなかった。

2018年度-社会人のドラフト候補リスト

「前回(登板)より気合が入りました。都市対抗で負けていましたからね」。都市対抗でチームはNTT東日本に2回戦で敗退。富山の登板機会はなかったが、ベンチで味わった悔しさを晴らす絶好の機会だった。8回を3安打無失点。「ストライクが先行しないと直球を狙われるので、先に追い込んで自分のペースで投げようと思っていた」。最速143キロの切れのある直球を武器に11三振を奪い、内角を攻める強気の投球も光った。

日本ハムからドラフト2位指名された先発の西村は2点を失った4回限りで降板し「最後まで粘れなかった」と肩を落とした。3安打と元気がなかった打線で、オリックスに3位指名された2番の福田周は8回の好機に凡退した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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