日通、生田目翼投手が打球直撃で降板も逆転勝利

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都市対抗野球では昨年準優勝の日本通運が逆転勝利した。プロ注目の生田目翼投手は、打球が足に直撃した影響で序盤に降板した。

打球直撃

都市対抗の予選では17回無失点という安定感を見せた155キロ右腕の生田目翼投手、この日も先発すると、得意の変化球中心の投球で初回を三者凡退に抑える。しかし2回、四球を与えた後にヒットを許し、そして次のバッターの打球が右膝に直撃した。

内野安打となり1アウト満塁の場面、生田目投手は痛さを抑えて続投したものの、タイムリーヒットを浴びて1点を与え同点とされた。しかしこの回はこの1点だけに抑えた。それでも3回、ヒット3本を立て続けに打たれてまた1点を失うと、ここで降板をした。

しかし日通は、後続の投手が踏ん張りその後の失点を許さず、打線も8回に3点を奪って逆転し、昨年準優勝の力を見せた。生田目投手は、今後の投球について、「冷やせば次戦への影響はありません」と話した。

スライダーやチェンジアップなどを織り交ぜ、決め球に147キロ前後のストレートを持ってくる生田目投手の投球、大学2年時に大学野球選手権で準優勝をしたときの安定感を見せる。怪我の影響は非常に心配されるが、今大会の注目投手の一人として、良い投球を見せてほしい。

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日本通運はエース負傷のアクシデントを乗り越えた。2回1死一、二塁、先発した生田目(なばため)の右膝に熊丸のライナーが直撃。ドラフト候補右腕は患部をかばった影響から、3回途中2失点で降板した。それでも2番手以降が追加点を許さず、8回には打線が無死一塁での木南のバスター成功から逆転劇を結実させた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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