東海理化・立野和明投手が150キロ、阪神スカウト「来年ドラフト1位も」

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社会人野球日本選手権では、来年のドラフト注目選手が現れた。東海理化・立野和明投手は12回を投げて4安打1失点10奪三振、150キロを記録した。

来年の目玉、1位候補になれる

東海理化・立野和明投手は181cmの右腕投手で、中部大第一高校から入学して2年目となる20歳、来年のドラフトで解禁となる選手。今年の都市対抗では東邦ガスの補強選手として登板し、1回1/3を投げて1失点も最速147キロの速球を投げていた。

この日の日本選手権初戦・室蘭シャークス戦で先発すると、2球目に150キロを記録し、6回までノーヒットピッチングを見せた。140キロ後半の速球にコントロールも良く、8回まで無失点、9回に1失点して同点に追いつかれ延長10回からのタイブレークに入ったものの、3イニングのタイブレークを無失点に切り抜け、12回に味方が3点を奪い勝利した。

立野投手は、「とりあえず150キロが出てよかった。1つの壁でしたし、それにプラス勝つことができてよかったです」と話し、150キロを記録できたことを喜んだ。この日は阪神、北海道日本ハムなど7球団のスカウトが視察したが、阪神・熊野スカウトは「来年の目玉。このまま行けば間違いなく上位候補になるし、1位候補になれる」と絶賛した。

都市対抗の時はストレートは高めが多かったものの、外角高めのストレートはバッターが空振りする球だった。変化球のコントロールは甘かったが、乗り出すとよい所にきまり、手が付けられなくなる投手だった。来年は高卒3年目の若さもあり、社会人NO.1右腕としてJR東日本の太田龍投手と人気を分けるかもしれない。

立野投手は、プロ入りについて「意識しないと言ったらうそになりますが、チームが勝ったうえでプロにいけたら」と話し、「目指すところは日本一。」と力を込めた。

2019年のドラフト候補
2019年度-社会人のドラフト候補リスト

この日は日本ハム、阪神ら7球団のスカウトが視察。阪神熊野スカウトは「来年の目玉。このまま行けば間違いなく上位候補になるし、1位候補になれる」と絶賛した。

初回に自己最速を1キロ更新する150キロを計測し6回まで完全投球。1―0の9回2死一塁から中前の飛球を中堅手が後逸(記録は三塁打)して同点とされたが、動じなかった。中部大第一から入社2年目の来秋ドラフト候補右腕は「ここは通過点。日本一を目指したい」と頼もしかった。

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