社会人ベストナイン(2019)発表、JFE東日本勢が4人選出

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社会人野球の日本野球連盟はこの日、今年の社会人野球のベストナインを発表した。今年のドラフト会議で指名された選手はいなかった。

2019年社会人ベストナイン

ポジション 選手名 年齢 チーム ドラフト
投手 須田幸太 33 JFE東日本 元DeNA・2010年1位
捕手 片葺翔太 33 日本製鉄鹿島  
一塁手 沓掛祥和 24 トヨタ自動車  
二塁手 峯本匠 23 JFE東日本  
三塁手 原田拓実 28 日本生命  
遊撃手 諸見里匠 24 日本通運  
外野手 今川優馬 22 JFE東日本  
古川昂樹 26 大阪ガス  
茶谷良太 25 鷺宮製作所  
DH 内藤大樹 29 JFE東日本  

個人表彰選手

タイトル 選手名 年齢 チーム 成績
首位打者 広本拓也 31 日本生命 .434(53打数23安打)
最多本塁打 沓掛祥和 24 トヨタ自動車 6本塁打
最多打点 沓掛祥和 24 トヨタ自動車 20打点(20試合)
最多勝利投手 須田幸太 33 JFE東日本 7勝1敗
最優秀防御率 岡野祐一郎 25 東芝 0.87(8試合)、中日ドラフト3位

ベストナイン選手紹介

須田投手はプロ野球から復帰し、今年はリリーフで都市対抗で5連投して制覇に貢献し、橋戸賞を受賞した。

片葺捕手は33歳のベテラン、打率.393を記録し、リード面も安定していた。

一塁手・沓掛選手は慶応大卒3年目の選手で、今年は年間で6本塁打、20打点で本塁打と打点のタイトルを獲得した。

二塁手・峯本選手はルーキーながらセカンドに定着し、チームの都市対抗制覇に貢献する打撃を見せた。

三塁手・原田選手は年間最多となる27安打に8盗塁を記録、2年連続2回目の受賞。

遊撃手・諸見里選手は16試合でエラーが1つのみ。ベーブルース杯で首位打者賞をかくとくするなど5大会で打率3割以上を記録し9打点を挙げた。

外野手・今川選手はルーキーながら2番でフルスイングを見せ都市対抗初優勝に貢献、古川選手は都市対抗と日本選手権で打率4割超を記録、茶谷選手は12四死球を選び8盗塁を記録してチームを引っ張った。

指名打者・内藤選手は年間打率.373を記録、都市対抗では1番DHで起用され、チームを優勝に導いた。

また個人表彰選手では、中日にドラフト3位で指名された東芝の岡野投手が最優秀防御率のタイトルを獲得し、プロへの手土産となる。

2019年度-社会人投手のドラフト候補リスト
2019年度-社会人捕手のドラフト候補リスト
2019年度-社会人内野手のドラフト候補リスト
2019年度-社会人外野手のドラフト候補リスト

<投手>須田(JFE東日本)と岡野(東芝、中日ドラフト3位)が争った。須田は年間最多7勝、都市対抗では全5試合で救援して橋戸賞を受賞。岡野は年間防御率0・87で年間6勝を挙げた。甲乙つけ難かったが、須田が選出された。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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