社会人野球・東京スポニチ大会の組み合わせと注目選手

社会人野球ドラフトニュース

3月12日に開幕する、今年の社会人野球の開幕となる東京スポニチ大会の組み合わせが決定した。対戦カードと注目選手を紹介します。

対戦カード

日付球場時間カード
3月12日神宮9:00JR東海ー日本新薬
11:30パナソニックーJR東日本東北
14:00東京ガスーJX-ENEOS
大田9:00三菱自動車岡崎ーJFE西日本
11:30東芝ーJFE東日本
14:00Honda鈴鹿ー沖縄電力
岩槻10:00JR東日本ー日本製鉄鹿島
12:30明治安田生命ーHonda
3月13日神宮9:00沖縄電力ー日本製鉄鹿島
11:30Honda鈴鹿ーJR東日本
14:00JR東日本東北ー東芝
大田9:00パナソニックーJFE東日本
11:30三菱自動車岡崎ーHonda
14:00JFE西日本ー明治安田生命
岩槻10:00日本新薬ー東京ガス
12:30JX-ENEOS-JR東海
3月14日神宮9:00明治安田生命ー三菱自動車岡崎
11:30JX-ENEOS-日本新薬
14:00Honda-JFE西日本
大田9:00JR東日本ー沖縄電力
11:30JR東海ー東京ガス
14:00日本製鉄鹿島ーHonda鈴鹿
上尾10:00JFE東日本ーJR東日本東北
12:30東芝ーパナソニック

注目選手

JR東海は近大でプロ注目左腕だった小寺兼功投手が2年目、東北福祉大出身の大型右腕・谷悠大もポテンシャルが高い。明治大で安定した守備を見せている吉田有輝選手、法大出身の鎌倉航選手なども高いレベルのプレーを見せる。ルーキーでは東京国際大で隠れた逸材だった宮本佳汰投手に注目。

日本新薬は山上大輔投手、藤川昂蓮投手といった速球派が2年目を迎え、大学時の球威がさらに増しているか、そして制球が磨かれているか注目したい。左腕の門前侑太投手も実力高い。昨年はドラフト指名のなかった岩本喜照投手も引き続き期待する。ルーキーでは法政大の船曳海選手が加入する。

パナソニックは一昨年のこの大会でホームランを放った片山勢三選手が注目される。その活躍もあり、2年目だった昨年は社会人屈指の大砲候補としてプロも注目したが、満足いく打撃ができずに自らチーム残留を決めた。今年は一昨年のようにこの大会で活躍し、勢いに乗って秋までこぎつけたい。

JR東日本東北は上田西出身の145キロ右腕・工藤陽平投手、日大山形出身の鈴木琉生選手が高校卒3年目を迎える。チームの高校生育成力が注目される。

東京ガスははっきり言って、かなりすごい選手が加入をしているものの、チームの成績も、そしてドラフト会議でも指名選手が少なく、結果を出せているチームとは言えない。笹川晃平選手、菅野秀哉投手、石川裕也選手などの指名漏れが続いている。長年チームに在籍した中山悠輝選手が退団し、今年は慶応大の高橋佑樹投手、明治大の北本一樹選手、早稲田大の加藤雅樹選手という東京六大学のオールスター級の選手が加わる。3人とも勢いのある選手たちで、チームの流れを変えてほしい。結果が欲しい。

JX-ENEOSは大久保監督の復帰で俄然注目をされる。初戦で東京ガスの高橋が相手になりそうで、大会では話題となりそうだ。その中で今年は東洋大時代に甲斐野、梅津、上茶谷と同学年で、150キロ左腕として注目された藤井聖投手が、社会人左腕の筆頭格として期待される。他にも大場遼太郎投手などがいる。ルーキーでは投手は補強せず、侍ジャパン大学代表でプレーした法政大の安本竜二選手、筑波大の篠原涼選手が加入する。

三菱自動車岡崎は昨年冬のウインターリーグでヒットを量産した中野拓夢選手の打撃に注目したい。またルーキーでは東都リーグで2季連続最下位からのリーグ制覇と成し遂げた中央大の五十嵐滉希選手、大工原壱成選手が加入した。チームを上へと引き上げたい。

JFE西日本は大エースだった河野竜生投手が抜け、ここに誰が入ってくるか。高校卒ルーキーの香川卓摩投手は昨年の甲子園でも安定感を見せており、河野に続くか。

東芝の大エースの岡野祐一郎投手と宮川哲投手の2枚が抜けた。再び善武士投手、近藤凌太投手などにチャンスが回ってくるが、岡野・宮川と同じくらいの投球ができなければプロへの道はないといってよいだろう。

JFE東日本は今年の注目チーム。昨年の都市対抗でスターとなった今川優馬選手、打撃の良い岡田耕太選手と平山快選手、守備も安定の峯本匠選手などは昨年勢いを続けてプロに手が届いてほしい。猪田和希選手も高校卒3年目として注目される。投手ではエースの本田健一郎投手も残るが、高卒2年目となる大谷輝龍投手は素晴らしい投手で、また日大三の広沢優投手も加入する。投手の台頭次第で2年連続の都市対抗制覇も期待できる。

Honda鈴鹿は復活した森田駿哉投手が大学卒2年目となる。ウインターリーグでは投球については問題ないが、球の力は高校時や大学1年時の方がまだあった感じもある。復帰の道の途中で焦らない方が良いが、あの球をもう一度見たい。伊藤健太投手、八木玲於投手という150キロ級の投手も加わる。瀧中瞭太投手が試行錯誤しながらプロの道を掴んだ。プロ注目の選手が多いチームに、瀧中投手の姿は焼き付いているはずだ。野手でも貞光広登選手、内山竣選手など名のある選手が加わる。

沖縄電力は昨年に1年目の知念大成投手が登板をしているが、沖縄尚学出身の2年目で来年のドラフト候補。146キロの速球を投げており、2年目の成長が期待される。

JR東日本も堀井監督が交代し、浜岡監督となってどんなチームとなるか注目される。太田龍投手が抜けたが西田光汰投手、伊藤将司投手といった安定感を見せる投手がおり、まだあまり登板はしていないがとんでもない球を投げていると噂されてる河浦圭佑投手、高校時のNO.1左腕だった山田龍聖投手、大学選手権で則本級の快投を見せた石井聖太投手などがいる。篠田怜汰投手や菅田大介投手も加入し、プロも羨む布陣になるかも。課題は打撃だが元々素質のある選手が集まっている中に、杉崎成輝選手、金子莉久選手が内外野に、そして西野真也選手と小藤翼選手という東京六大学の捕手2枚が加わった。

日本製鉄鹿島は飯田晴海投手、佐藤僚亮投手、アンダーハンドの若山蒼人投手など力のある投手陣だが、投打に若くて勢いのある選手が欲しい所。

明治安田生命は伝統的に安定した守備を見せるチームだが、ショートの高瀬雄大選手は昨年も良い動きを見せ、打撃でも1番として活躍した。小玉和樹投手が加入し勢いをつけられるか。

Hondaは青島凌也投手、河端優馬投手、吉田叡生選手などがドラフト指名解禁となるが、中でも健大高崎出身の3年目・小野大夏投手が昨年の日本選手権で150キロを記録しとんでもない投手となっている。高校卒3年目はプロからも評価が高まるが、重いストレートは抜群。高卒2年目の高山遼太郎選手、米倉貫太投手にも注目したい。

トヨタ自動車の栗林良吏投手、セガサミーの森井絃斗投手、三菱日立パワーシステムズの伊藤優輔投手などは出場しないが、見ごたえ十分。特に野手でドラフト候補として名乗りを挙げてくる選手に注目したい。

2020年度-社会人投手のドラフト候補リスト
2020年度-社会人捕手のドラフト候補リスト
2020年度-社会人内野手のドラフト候補リスト
2020年度-社会人外野手のドラフト候補リスト

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