伏木海陸運送の186cm右腕・内藤航世投手が155キロ目指し「プロに行きたい」

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社会人野球の北信越の雄・伏木海陸運送に、147キロ右腕の内藤航世投手が加わった。びわこ成蹊スポーツ大で元ソフトバンクの山田秋親コーチの指導を受けて急成長した。

2年後のプロ入り目指す

内藤航世投手は兵庫の育英高校の出身で、186cm92kgの恵まれた身体があり、びわこ成蹊スポーツ大では最速147キロの速球と大きく落ちるフォークボールを武器に、4年秋の京滋大学リーグでは4勝0敗、防御率0.66を記録した。元ドラフト1位投手で元ソフトバンクの山田秋親コーチの指導により、細かなトレーニング法や投球スタイルを身に着け、フォークボールも磨かれた。

昨年秋はプロも視察に訪れていたが、内藤投手はプロ志望届を提出せず社会人野球で継続する道を選択し伏木海陸運送に進んだ。2月中旬にチームに合流すると、「先輩も優しく、すぐに練習に溶け込めた。」と話し、「レベルの高い選手と対戦できるのは楽しみです」と笑う。毎年、都市対抗に出るようなチームではないが、北信越地区では信越野球クラブ、バイタルネット、フェデックスなどと本戦出場を争っており、内藤投手の加入は他チームにとって脅威となる。

内藤投手は「チームの勝利に貢献し、都市対抗、日本選手権に出場したい。」と話す。そして「2年後は155キロを出してプロに行きたいです」と話した。ポテンシャルはあるものの、大学卒の投手でこれから2年間で球速を増していくには、相当な覚悟が必要となる。まず今年は150キロ到達、そして日本選手権か都市対抗に出場して注目選手となる事が、プロ入りに近づく一歩目となる。

大きな体からの速球とフォークボールを全国大会で見せられるか、注目したい。

2021年度-社会人のドラフト候補リスト

大学ではスカウトも視察に訪れたが、プロ入りは果たせなかった。「チームの勝利に貢献し、都市対抗、日本選手権に出場したい。2年後は155キロを出してプロに行きたいです」と内藤。大きな目標を胸に秘め、社会人の舞台に挑む。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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コメント

  1. 山田秋親はドラフト2位です。