JFE東日本のスラッガー・今川優馬選手に、横浜DeNAが注目している事がわかった。
3打席連続弾で注目
JFE東日本は、昨年6月に侍ジャパン社会人代表候補合宿に、オープン戦の相手として参加し、今川優馬選手も代表側ではなく、力を試される方として臨んだ。しかし、その試合で代表の投手から3打席連続ホームランを放ち、視察をしていた大勢のスカウトが注目をした。
その後行われた、都市対抗で打率.381、1本塁打、4打点の成績を残し、若獅子賞を獲得するなど活躍した今川選手をマークし続けており、今年に入っても3月31日の日立製作所とのオープン戦にも視察をしている。
今年は新型コロナウイルスの影響で社会人野球日本選手権が中止となり、関連する大会も軒並み中止となっている。強いプロ志望の思いを持つ今川選手は「メチャクチャきつい。僕らはアピールの場がないんですから。つらいです」と話す。4月中のオープン戦自粛も決定したが、「オープン戦にも大勢のスカウトが来てくれますから」と、5月以降に再び野球ができる状況になる日を想いながら、今は毎日の練習を続ける。
DeNAは筒香選手が抜け、佐野選手が4番を期待されているが、球場やチームスタイルからも、長打力に特化した選手の獲得を目指す。社会人時代に独特なフォームからのホームランが注目された宮崎選手が、プロでは高い打率を残す選手として活躍をしており、今川選手もそのようなタイプになる可能性もある。
まずは、スラッガーが観客の入った球場でアーチをかける日常が、また戻ってくることを祈りたい。
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