148キロのサイドハンド投手・日本製鉄広畑の川瀬航作投手は、この日は右足がつるアクシデントが発生したが、7回途中まで4失点と粘りを見せた。
つったりつらなかったり
都市対抗近畿地区2次予選の大和高田クラブ戦で先発をした川瀬航作投手は、2回に右足がつると、その後も「1球1球、つったりつらなかったりして、抑えやすいところを探してフォームを変えて投げていた」と話す。
6つの四球を出して苦しみ「粘れなかった」と話すものの、その状態で7回2/3を投げ10個の三振を奪う。結局4安打10奪三振6四球4失点、6-4で勝利した。
川瀬投手は148キロの速球を投げる変則のサイドハンド投手。京都学園大時代にプロ志望届を提出したが指名漏れとなり、ドラフト指名解禁の今年、プロ入りを目指す。それでもまずは、「こういう投球をしていたら上の世界では通用しない。目先の勝利を優先してそこで評価されてから。そんな試合でも全力で投げて勝たせられるようにしたい」と話し、まずは自分の全力の投球でチームを勝ちをもたらすことを目指す。
ドラフト会議まであと2か月程度、川瀬投手にとって勝負の短い秋が始まった。
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社会人2年目の今年は解禁年となるが、「こういう投球をしていたら上の世界では通用しない。目先の勝利を優先してそこで評価されてから。そんな試合でも全力で投げて勝たせられるようにしたい」と足元を見つめた。
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