SUBARUの150キロ右腕・手塚周投手が、ENEOSとのオープン戦で登板し、2回を無失点に抑える投球を見せた。
立教大エース
手塚周投手は立教大時代にエース格として7勝を挙げる活躍を見せた。SUBARUに進むと体重が10kg以上増加し、最速150キロを記録していた。
ドラフト候補として期待されていた今年、3月はじめの試合中に右手首を痛めて出遅れていたが、4月17日の日立市長杯・ニチダイ戦で1回を投げ、この日のENEOSとのオープン戦で2回を投げた。
最速は146キロ、球質の良さが特徴の投手で、この日はスプリットも冴え2回で3つの三振を奪った。2回2安打3奪三振無失点、5月7日に開幕するJABA九州大会に向けて徐々に調子を挙げている。
手塚投手は「真っすぐは感覚が戻りつつある。今年はドラフト解禁、結果にもこだわりたい」と話し、ドラフト会議を意識している。この日は北海道日本ハムの坂本スカウトが視察したが「直球の質がいいから変化球も生きている」と評価した。
九州大会ではスカウトから熱視線を送られそうだ。
2025年度-社会人投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
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福島高から1浪して入学した立大時代は細身だったが、体重も10キロ近く増えて力強くなった。持ち球が似ていて投球術に優れた楽天・岸が目標で、心掛けているのはボールの回転軸を立てること。視察した日本ハムの坂本スカウトは「直球の質がいいから変化球も生きている」と評価した。
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