東芝・吉村貢司郎投手に9球団スカウト視察、阪神「どのボールもいいものを持っている」

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社会人野球の前期神奈川県企業大会では、東芝vsENEOSの試合が行われた。東芝は152キロ右腕の吉村貢司郎投手が先発し、4回5安打2失点も149キロを記録し、9球団のスカウトにアピールした。

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約40分の中断

先発した吉村貢司郎投手は、初回はカーブなどを使った投球を見せたが、2アウトから四球と2安打で1失点、2回も先頭バッターを許すなど3安打で1失点をした。しかし、この日は突然土砂降りの雨が降る天候で、2回途中に約40分の中断があると、3回からは立ち直り、2イニングをノーヒット無失点に抑えた。4回を投げて5安打5奪三振2失点という内容だった。

「後半は変化球をうまく腕を振って投げられた」と話す吉村投手、最速は149キロを記録し、5つの三振を奪っている。この日は9球団のスカウトが視察をしたが、阪神の吉野スカウトは「どのボールもいいものを持っている」と評価した。

吉村投手は国学院大時代より、140キロ後半の速球に変化球もよく、ドラフト候補として注目された。しかしプロ志望届を提出したものの指名漏れとなっている。社会人でもこれだけの球を投げていれば、もっとピシャっと抑えてほしいという投球が多い。

日本選手権では多くのスカウトが注目をすることになる。そこで9回を完封するなど、ピシャリと抑える投球を見せたい。それができれば、ドラフト会議での指名は確実クラスに入ってくると思う。

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二回途中にゲリラ豪雨で約40分の中断もありながら、三回以降は無失点に封じた。直球もこの日最速は149キロ。110キロ台のカーブも交えながら緩急自在な面をアピールし、視察した阪神・吉野スカウトは「どのボールもいいものを持っている」と評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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