ENEOS・糸川亮太投手が2回1安打無失点の好投、3球団スカウトにアピール

中日ドラフトニュース社会人野球ドラフトニュース2022年ドラフトニュース埼玉西武ドラフトニュース北海道日本ハムドラフトニュース

法政大とオープン戦をおこなったENEOSは、8回から大学卒2年目となる糸川亮太投手が登板すると、2回を投げて1安打無失点の好投を見せた。

スポンサーリンク

シンカーで三振

糸川亮太投手は立正大出身の技巧派投手で、最速147キロの速球を投げる。この日の法政大とのオープン戦では8回に登板した。

8回を無失点に抑えて9回も2アウトとした。しかし、ライトオーバーの2ベースヒットを許してしまう。しかし、この冬は変化球の精度を高めることを目標に持ち球を磨いており、シンカーで最後のバッターを三振にとった。「キャンプから取り組んできたことができた。初戦からいい形で入れました」と話した。

チームでは、同じく大学卒2年目で今年のドラフト候補として注目される関根智輝投手、加藤三範投手がいるが、「関根、加藤に負けないように。彼ら以上になれば、チームのためにもなる。今年は頑張ります」と話し、ドラフト会議での指名も目指している。

当面はリリーフでの登板となりそうだが、先発としても安定した投球ができる投手なので、その登板も見てみたい。この日は埼玉西武、中日、北海道日本ハムの3球団のスカウトが視察した。球威の面で大学よりも力が増したことが確認できれば、ドラフト候補としてスカウトも注目するようになりそうだ。

2025年度-社会人投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
ENEOSには糸川もいる!糸川亮太2回無失点で存在感「初戦からいい形」磨いたシンカー手応え - アマ野球 : 日刊スポーツ
ENEOSには糸川もいる!今秋のドラフト候補として、関根智輝投手(23=慶大)、加藤三範投手(23=筑波大)が注目される中、社会人2年目の最速147キロ右腕・… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...

社会人1年目の昨年は、結果を残すことができなかった。「今まで通りじゃダメ。持っている球を磨く」と、この冬は変化球の精度にこだわり練習を積んだ。中でも手応えをつかんでいるのはシンカー。真っすぐと同じ軌道で落ち、打者のタイミングを遅らせたり、ゴロを打たせる。まさにこの日、最後の打者を三振に取った1球だ。大学時代に投げていたシンカーとは明らかにレベルアップを証明した。

ENEOSの2年目右腕・糸川亮太が法大とのオープン戦で好投
社会人野球のENEOSは23日、川崎市のグラウンドで法大(東京六大学)とオープン戦を行い、2年目右腕・糸川亮太投手(23)が八回から2回を無四球1奪三振、1安打…

「昨年は2大大会(都市対抗、日本選手権)で何も役に立たなかった。このままじゃいけないと思って、やることがいっぱいあった。大久保監督から『やれ』といわれたことで、自分からチームに積極的に意見をいうようになった。技術的には、真っすぐと同じ感じでシンカーを投げて、打たせてとるようにと考えてきた。きょうは、それができたし、三振もとれた」

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント