都市対抗野球近畿地区二次予選が行われ、大阪ガスが登場すると、巨人、千葉ロッテなど複数球団スカウトが三井健右選手の打撃に注目した。
社会人屈指の強打者
三井健右選手は大阪桐蔭、立教大出身のスラッガーで、立教大では2年春のリーグ戦にデビューするといきなり4本塁打を放ち注目された。東京六大学通算9本塁打を記録し、大阪ガスに進んで2年目の選手で、今年のドラフト候補として注目される。
この日のOBC高島戦では4番DHで出場すると、3回1アウト2塁の場面でセンターオーバーのタイムリー3ベースヒット、6回にも1アウト2塁の場面でレフトオーバーのタイムリー2ベースヒットを打ち、3安打3打点の活躍を見せた。
この日は巨人、千葉ロッテなど複数球団のスカウトが視察したが、巨人の岸スカウトは「一番は長打。今年は確率も高まってきて、低めの変化球にも対応ができるようになっている。広角にも打てる」と評価した。
昨年のドラフト会議では、チームの末包昇大選手が広島カープのドラフト6位で指名され、現在1軍で26試合に出場し2本塁打、打率.304を記録している。三井選手も当然それに続くことを目指しており、「プロへの気持ちを持ちつつ、チームを勝たせていけるように」と都市対抗本戦出場を目指す。
末包選手の活躍でプロ側も社会人スラッガーを評価するようになってくれば、三井選手の指名の可能性もどんどん高まって行きそうだ。
また、社会人NO.1右腕の大阪ガス・河野佳投手はこの日は登板はなかった。河野投手目当てでスカウトが来ている可能性は考えられるが、すこでしっかりとアピールして行きたい。河野投手の登板も注目される。

巨人やロッテなど複数球団のスカウトが視察する中、三井健右が指名打者で先発し、3安打3打点と打線をけん引。「4番が打てばチームも盛り上がるので、まずは結果を出すこと」と3回1死二塁の好機で中越え適時三塁打、6回1死二塁では左越え適時二塁打を放つなど、持ち前の長打力を発揮した。 巨人の岸スカウトは「一番は長打。今年は確率も高まってきて、低めの変化球にも対応ができるようになっている。広角にも打てる」と評価した。
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