富士大・金村尚真投手は昨年の代表候補合宿で自信、「プロに行く以上1位で行きたい」

大学野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

大学野球選手権出場を決めた富士大、エースの金村尚真投手は、「全国で勝たないとプロの評価にならない。プロに行く以上、1位で行きたいという思いはあります」と話した。

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代表候補合宿で

金村尚真投手はリーグ通算21勝を挙げている富士大のエースで、最速150キロの速球と共に、90キロ台のカーブなど多彩な変化球を織り交ぜることができる。

その投球は昨年冬の侍ジャパン大学代表候補合宿でも、紅白戦の初戦の先発としていの一番に投球し、立教大の山田選手など居並ぶ全国屈指の打者を相手に2回パーフェクトの投球を見せた。「凄い選手に通用すると分かって自信になった」と話した。

また、同じく注目される日体大の矢澤宏太投手からはスライダーの投げ方を教わり、試行錯誤して自らのスライダーに改良して習得し、この春は武器を増やしてリーグ戦でも結果を残した。

昨年春はノーヒットノーランを達成するなど、リーグでは圧倒的な成績を残しているものの、「全国で勝たないとプロの評価にならない。プロに行く以上、1位で行きたいという思いはあります」と話す。6月6日開幕の全日本大学野球選手権に向けて、勝負をかける。

体もそれほど大きくなく、ストレートも力で圧倒するようなタイプではないが、一つ一つの球の質や精度の良さがあり、実戦タイプの投手としてドラフト2位くらいで指名され、来年のプロ野球で結果を残して、指名して良かったとファンが喜ぶ投手になりそうだ。

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【スポニチスカウト部(14)】富士大・金村尚真 ライバル日体大・矢沢からアドバイスでスライダー完成 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 今秋のドラフト候補となる選手にスポットを当てる「スポニチスカウト部」。アマチュア担当記者の独自目線による能力分析とともに、選手たちの素顔を紹介する。第14回は富士大の最速150キロ右腕・金村尚真投手(21)。大学生投手で屈指の完成度を誇る「即戦力投手」は、ドラフト戦線のライバルから新たなウイニングショットを授かった。

プロが喉から手が出るほど欲しい「即戦力投手」だ。最速150キロを誇る右腕は、カットボールや90キロ台のカーブなど多彩な変化球でコーナーを突き、先発投手としてゲームをつくる能力にたけている。昨年12月に松山市で行われた大学日本代表候補合宿では紅白戦に先発し、2回を完全投球。今秋のドラフト上位候補に挙がる立大・山田健太内野手(4年)からは直球で空振り三振を奪い「凄い選手に通用すると分かって自信になった」と手応えを得た。

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