社会人野球日本選手権では、2年目右腕の多田裕作投手が150キロを記録し、5回を6安打5奪三振1失点の好投で勝利投手となった。
拓殖大出身
多田裕作投手は177cmの右腕投手で、拓殖大学時代に148キロの速球を投げていた。日体大柏時代に、横浜DeNAの河原スカウティングディレクターが「右打者への内角の使い方がうまい。あのコースへ投げられる投手は少ないし、投球が確立できている」と評価していた。
NTT東日本に進むと2年目となったこの日の日本選手権2回戦・王子戦に先発されると、自己最速を更新する150キロを記録し、5回を6安打5奪三振1失点に抑える好投で勝利した。
1回戦の西部ガス戦でリリーフで登板し、3回1/3を無失点に抑える好投を見せてこの日の先発を掴んだ形で、平野監督も「来年のことも踏まえて、大きい期待を背負いながらマウンドに立ってくれた」と話した。
来年はNTT東日本のエース格として登板が期待され、大学卒3年目としてドラフト候補としてチェックしておきたい投手。
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NTT東日本・多田 出た150キロ5回1失点!打線も大会タイ1試合3三塁打&1イニング2三塁打で援護 - スポニチ Sponichi Annex 野球
2大大会初先発だったNTT東日本・多田が5回1失点。自己最速を2キロ更新する150キロを計測し「初先発でちょっと力んでしまって…。2回以降は力が抜けてきて、ボチボチな投球はできた」と振り返った。
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