社会人野球日本選手権は準々決勝が行われ、東京ヤクルトがドラフト1位で指名した東芝の吉村貢司郎投手はロングリリーフで好投したものの、トヨタ自動車に敗れた。
リリーフで好投も
この日のトヨタ自動車戦ではリリーフとして待機し、4回にチームが3点を失い、なおも1アウト3塁という場面で吉村貢司郎投手が登板した。
2回からブルペンでで準備をしていたというものの、立ち上がりに四球を与えた後にタイムリーヒットを浴びて4点目を与えてしまう。しかし、ここからエンジンがかかり、3番を三振、4番をセンターフライに打ち取った。5回以降は150キロを記録したストレートに、カットボール、フォーク、カーブなどを織り交ぜ、8回までに4回2/3を1安打7奪三振と圧倒した。
試合は1-6で敗戦となった。「しっかり自分のピッチングをして、流れを持ってきたかった。勝ちたかったですね。悔しいです」と話す。これで社会人野球のすべての試合が終わり、「成長させてくれた会社には感謝の気持ちでいっぱい」と話すと、プロ入りに向けて「まだまだ成長していきたいと思っている。戦っていけるように体力などを付けていって、一歩一歩、成長していけるようにしたい」と話した。
社会人NO.1右腕に成長した3年間、プロ野球で活躍することで、社会人野球に活気を与えたい。


「自分の役割を果たそうと思っていた」という今大会は、すべて救援で3試合登板、計8イニングを投げて13奪三振と格の違いを見せつけた右腕。「成長させてくれた会社には感謝の気持ちでいっぱい」と社会人野球生活を振り返った上で、プロ入りへ向け「まだまだ成長していきたいと思っている。(プロで)戦っていけるように体力などを付けていって、一歩一歩、成長していけるようにしたい」と前を向いた。
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