社会人野球の東京スポニチ大会では、東芝の149キロサイドハンド・粂直輝投手が登板した。東北楽天のスカウトが評価している。
2回で降板も
粂直輝投手は帝京大出身で、サイドスローから149キロの速球を投げる。この日のTDK戦で先発すると最速は144キロも、スライダー、フォークなどを使った。しかし2回にライナーが直撃し、2回を投げた所で降板した。
「投げられそうでしたが、あした以降を考えて無理をするところではないと思った。ピッチングは10点満点で7点ぐらい」と話し、ケガなどは無いという。
この日も中日、北海道日本ハムなどスカウトが集まり、粂投手にも注目が集まっていたが、東北楽天の部坂スカウトは「横手投げは貴重。投げっぷりがいい」と評価した。
また、スポーツニッポンでは元横浜DeNAの吉田スカウト部長が粂投手を分析し、「面白い投手が出てきたね。来たかいがありました。腕のしなりは阪神・青柳、ソフトバンク・又吉をほうふつさせる。コントロールも良いので起用しやすいタイプ。サイドスローという特徴があるのでドラフトでは人気が出ると思います。」と評価している。
カーブ、シンカーなど多彩な変化球を操る粂投手、球速が更に挙がってくれば、ドラフトでもどんどん指名順位が高くなっていくのではないかと思う。
2025年度-社会人投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
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東芝・粂直輝が無念の降板…打球が右足首“直撃”も骨に異常なし「あした以降を考え無理しなかった」【社会人野球東京大会予選L】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
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東芝・粂 腕のしなりソフトB又吉、阪神・青柳ほうふつ 元DeNAスカウト部長・吉田孝司氏が分析 - スポニチ Sponichi Annex 野球
元DeNAスカウト部長の吉田孝司氏(76)が、ドラフト候補の東芝・粂直輝投手(23)を分析。サイド右腕の魅力と課題を語った。

東芝・粂 右足首に打球直撃で2回降板 ドラフト候補の横手投げ最速149キロ右腕 - スポニチ Sponichi Annex 野球
東芝の今秋のドラフト候補・粂(くめ)が先発したが、2回2死でピッチャーライナーが右足首を直撃。一塁手が打球を処理して2回を投げ終えたが、3回のマウンドに上がることはなかった。打撲で軽傷とあり、8日以降も登板する見込み。
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