社会人野球の関東選抜リーグでは、ENEOSのドラフト1位候補外野手・度会隆輝選手が3安打を記録した。阪神、北海道日本ハムのスカウトが視察し、絶賛をしている。
「天才」
この日はテイ・エステックとの対戦で、2回に6点を先制される厳しい展開となったENEOSだが、3回に1点を返すとなおも2アウト2塁の場面で、度会隆輝選手がフルカウントからセンター前に弾き返した。
2番DHで出場した第1打席はセカンドフライに打ち取られたが、「第2打席からは落ちる球を意識しながら、真っすぐに対応できた」と変化球を待ってのストレートにしっかり対応し、第3打席もフルカウントからヒットを打った。
5-6で迎えた9回も、ノーアウト1塁でライト前にヒットを打ち、7-6で勝利したチームの逆転サヨナラ勝利につなげた。「四国大会から状態を継続できている。この大会でしっかり3本打てたのはよかったと思います」と話した。
この日は阪神、北海道日本ハムのスカウトが視察し、北海道日本ハムの坂本スカウトは「素晴らしい。天才。同じセンター前でも価値が違う」と話し、フルカウントとなってからの安打を絶賛した。
横浜高校時代に1年生でレギュラーとして出場し、夏の大会ではヒットを打ちまくって天才と評された。その打撃が木のバットでもできており、「社会人で木のバットに対応できているのは成長。継続していきたい」と話す。「まずは都市対抗2連覇に向けてしっかりやっていきたい」と話す。昨年、本戦で4本塁打を放った舞台で、今度は何を見せてくれるのか、天才打者が注目される。

落ちる球を頭に入れながら、直球を完璧に捉えており、ネット裏で視察した日本ハムの坂本晃一スカウトも「素晴らしい。天才。同じセンター前でも価値が違う」と大絶賛した。


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