都市対抗野球近畿地区2次予選では、三菱重工Westの竹田祐投手が中2日で登板し、5回6安打6奪三振1失点の投球を見せた。この試合には5球団が視察し、中日・東京ヤクルトのスカウトが評価をした。
前回よりも
竹田祐投手は、3日前の島津製作所との1回戦で、延長10回途中まで124球を投げているが、この日のNTT西日本戦との第1代表準決勝では中2日で先発すると、5回を投げて6安打を許すも6つの三振を奪い、1失点に抑える投球を見せた。
試合は1-2で敗れた。竹田「先制点を先に取られて、自分たちの思い通りの流れにさせられなかったので、すごく反省しています」と話した。それでも津野監督は「竹田は修正能力もあるし、前回よりは内容も良かった」と話して評価した。
この日は5球団のスカウトが視察、
東京ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク:「3日前に先発してかなり投げていたけれど、最速は148キロが出ていた。ゲームを作ったし、勝ちたいと態度に現れていた」
中日・山本スカウト:「昨秋の日本選手権のときの投球がまだ戻っていない。真っすぐで空振りが取れず、結構バットの芯で捉えられている。それでもフォークやカットボールで抑えられるところは良かった。粘り強い投球ができる」
と評価、この日は中2日でのマウンドということもあり、参考程度という所だが、まだ昨年の良い時の評価には追いついていない印象。ただし気持ちもこもってきており、徐々に力が増してきているという評価だろう。
敗れたため、第2代表決定トーナメントへまわる。6月1日に試合があり、竹田投手は「次、絶対に勝つことが条件となるので頑張りたい。次まで期間が空くので、しっかり練習してベストコンディションで臨みたい」と話した。


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